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ことわざお伽話

セイギの味方と見られるモモタロウが、ワルモノだと思っているアカオニを、セイギの剣と言われている真空ペンで、セイギの鉄拳らしきものをボコボコ喰らわしていましたが、あまりにもやり過ぎてミイラとりがミイラになってしまい、いつしかセイギの味方と見られるモモタロウが、ワルモノだと思っていたアカオニと同じようなアオオニになってしまいました。

それを傍でみていたナカマらしきキジが
「モモタロさん、誰もこのアカオニがワルモノのアカオニだと知らないのに公開処刑するのは、ちょっとやり過ぎじゃね?」
とボソッと呟やくと、まわりのナカマらしきサルや犬達の烏合の衆も手元の賛成ハートマークボタンを次々と押しました。

すると、なんということでしょう!
キジから指摘されたセイギの味方と見られるモモタロウ本人も、このキジのツブヤキに賛成ハートマークボタンをしっかりと押しているではありませんか。

ついでに言っておきますが、キジのツブヤキに賛成ハートマークを押している烏合の衆達も、キジ自身も、セイギの味方と見られるモモタロウがアカオニをボコボコにするのを、賛成ハートマークボタンを連打して後押ししていたんですけどね。

これがほんとの同じ穴のムジナというのでしょうか。
摩訶不思議な世界での摩訶不思議なお話しでごさいました。


養老先生が言っとったな。
現代人は自分の発した情報(言葉)が自分自身だと勘違いしている。自分が発した情報(言葉)は一字一句変わることなく残り続けるが、生身の体は日々変化していて、昨日の体はすでに無く、あるのは今ココにいる自分の体で、それも明日には過去の自分の体になると。人間マトリョーシカか!

絶賛!失語症リハビリ治療中。
なかなか治らんなぁ。 
思いつきに言葉を出してみたが、ああつまらん。なんともつまらん。


たま…ええわあ…天才やん。



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