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今日の出来事~怒れる中指~

出だしは好調だった。
道は空いてたし、朝から仲のいい別嬪べっぴんさんに微笑んでもらえるし、今日はいいことありそう、と浮かれていた。
その上、仕事は暇だし、雑談に花が咲いたり、欠伸をしたり。

で、これを運べば昼休みだ、という時に、僕のリフトの前を道幅いっぱいに歩く業者のおやじ3人。
一瞬、イライラの虫がざわつき出し、
ここは公園かっ!?!
ブラブラ歩いてんじゃねえ!ヽ(`Д´)ノ
と、心が叫び、僕はそれを笑って聞きながら彼らの横をすり抜けようとした。
その時、突然、僕のリフトの前に一人のオヤジがフラフラと歩き始めたのだ。

慌ててブレーキを踏む。
運んでいた物は、何とか落とさずに済んだ。
物によっては、数十万円もする。

と言うか、職場と言う聖域でブラブラ雑談しながら歩くこと自体、あり得ない行為だった。

で、僕は咄嗟に、

中指を立てていた!!


条件反射と言っても良かった。
男は振り向き、僕の険しい顔を見て後退った。
相手は、工務店のオヤジたち。
ヤバい奴が多い。

そこじゃなくて・・・・

やっちまったな!


こんなくだらないことで感情を乱されるなんて・・・!

🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤


ヨシ! もう十分だ。
反省は終わり。

中指が立つこともあるさ、人間だもの


どうもインドで多くの中指立てを見て以来、よく立てるようになった。
このサインは、万国共通だと言うことを知ったのだ。


それを見ていた同僚が、後で話してくれた。
一瞬、どうなるかと思った。
白石さん、頭に来たら、相手は誰でも行くんですね。
オッサンが後退って、スカッとしましたよ・・・などなど。

いやいや、僕はね、聖域を汚された気がしたんだよ・・・
とは、言えなかった。
言い訳だもの(ノД`)

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