鍵のない部屋(27歳貧乏絵描きの住処) その5 叫び
遺影描きのバイトは辞めた。
余りにもハードで、他に何も出来なくなくなったから。
すると、今度は別のバイトを紹介してくれた。
レストランのポスター描きだ。
僕としては、クリムトのようなポスターをイメージしていたのだが、現実は、レタリングの仕事。装飾文字を描くことね。
豪華な感じで・・・楽しい感じで・・・ポップな感じで・・・
好評のようで、数枚注文を受けた。
これなら神経をすり減らさずに描ける。と、5枚ほど描いた。一枚2万円。
そして最後に、
サザエさん一家の食事風景を・・・