ぼくたちはもう平和を

ぼくたちはもう平和を
あきらめてしまったのだろうか

時代の波に流されて
こころの闇に目をつぶり

自分の周りの平穏さえ
すこしの笑いさえあればと

大きな願いに手を伸ばす
そんな力はもうないのだと


ぼくたちはけれど本当に
平和を望んでいたのだろうか

自分の中の愚かさは見ず
他人の中の罪だけを裁き

大きな正義があると信じて
悪を焼きつくしてるつもりになって

ただ争いを続けるだけで
平和になると愚かに信じて


だからぼくは今立ち止まって
心の底のどろどろを

浄化しようとあがいているんだ
辿りつけるのか分からないけど

だからぼくは今静かに叫ぶ
魂たちに目覚めてくれと

ちっぽけな命のささやきが
なんになるのか知らないけれど

[このあとは、この作品にまつわる想いを書きます。投げ銭感覚でご覧になるか、マガジン「天網恢恢」をお買い上げいただければ幸いです]

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