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映画を語学英才教育に。『ナルニア国物語』を関西の有名私立中高一貫の高校生たちといっしょに勉強してみたら。

みんな優秀だった。

弊塾で、『高校生のための英検準1級講座』というニッチな講座を開講し、定員4名まで、で募集をかけてみたら、関西のかなり有名な私立中高一貫校や国立一貫校の子がさーっと集まった。みんないわゆる「地頭(じあたま)いい」子たちです。
大阪教育大附属池田、関西学院大学附属千里国際、などなど。
全員早期英語教育を受け、入塾時、英検2級取得済み、です。
平均年齢15歳。中には中学生も混じっていました。全員短期留学(2週間〜10カ月)経験有り。


写メの『ナルニア国物語』を授業に使用。これはその時の授業レポートです。
英語教育関係の方、参考になればさいわいです。

★授業時間数及び頻度★
日曜日に3時間の集中講座を月に3回、ほぼ毎月
1年間行いました。
結果、4名全員一年後に英検準1級に合格。よかったー。

★地域★
関西の某都市
★生徒数★
4名
★受講条件★
英検2級
★主な授業メニュー★
旺文社『出る順パス単英検準1級』や『文で覚える単熟語』、gakken 『英検準1級リスニング』、朝日出版社『オバマから子どもたちへ』等を使用し、授業。
毎回小テストを行い前回の授業内容の定着をはかる。(単語テストや、通訳テスト、サイトトランスレーション、自由英作文、ディクテーション、シャドーイング、即興英語スピーチ発表、等を含む。)

わたし自身が通った、大阪の『インタースクール』という会議通訳者養成学校の授業に模してみました。こういった、難易度の高いメニューをすらすらこなす子どもたちです。向上心や克己心、集中力は非常に高いです。倫理感も。授業を提供するこちらも楽しませてもらいました。

さて、
★映画『ナルニア国物語』ですが。★

他の教材とともに生徒ちゃんたちにはこの『ナルニア〜』のDVD もAmazon等で購入してもらいました。

①一度「字幕ナシ」で観る宿題を出す。
②次月、音声英語、プラス字幕も英語にして、知らない英単語を書き出し、辞書を引いて訳語を書き、それをわたしに提出する、という課題を出しました。
③そのさらに翌月、
「次の授業でこの映画を使って通訳テストするよー。自分の好きなやり方で、もう一回この映画の英語をおうちで勉強してきてね。」と通知。
つまり生徒たちは自宅学習の際、この映画を、音声を日本語にしてもいいし、日本語字幕をつけて観てもいいのです。とにかく自分が納得のいく方法で自宅で準備し、
④授業で、この映画をかけ、
スクリーンは生徒たちには見せないで(コレ重要。布などかければいいです。)純粋に「音声のみ」で、つまり俳優さんの早口の英語の音だけ、で、状況を日本語に通訳する、というタスクです。

4名ともかなりの精度でこの『ナルニア国物語』を通訳、つまり英語音声だけ聞いて、その場で日本語に直す、ができるようになりました。

あっぱれうちの子たち!

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