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トシヤの書評:『独学の冒険』

今回は、『独学の冒険』の書評です。

本書を読んでの一番の気づきは、ハンディを見極めた上で、自分の資質、置かれた環境にあった研究スタイルを確立していくことが、独学者に必要な姿勢であるということです。

そして、そのような「自立した独学者」に対して著者は、、知を発見し、構成してゆく役割を期待しているのです。

p.6 これからは、自立した独学者こそに、「知」を発見し、構成してゆく役割が期待されているというのが、本書の立場です。

⇒☆自分が以前、夢見ていた「フリーランスの研究者」。それにも通じる生き方が、「自立した独学者」なのかも。そう思うと、ワクワクしてくる♪

p.13 青年期に「生きる意味」や「社会の矛盾」などのことが深刻な問題であったことを、あなたはお忘れになっていませんか。

⇒☆自分の、かつて感じた生きづらさ、今感じている違和感も研究テーマになりうる!

p.15 もしあなたが、「引きこもり」と呼ばれる立場にある場合、(中略)この問題を研究テーマに選んでよいわけです。

⇒☆ならば、ASD当事者として感じる問題も研究テーマとしてアリなわけだ!

p.77 独学者は、まず、みずからのハンディを見極め、その上で、自分の資質、自分の置かれた環境にあった研究スタイルを確立してゆくべきでしょう。

⇒☆ハンディを嘆くのではなく受け入れる。そして、自分の研究スタイルを確立していく。困難が多そうだけど、愉しそう♪

p.108 「学問でメシが食えるように」なったわけです。独学者には、このくらいの「大志」が必要です。

⇒☆せめて、自分の研究経費を賄えるぐらいにはなりたいものだなあ~。

サポート、本当にありがとうございます。サポートしていただいた金額は、知的サイドハッスルとして取り組んでいる、個人研究の費用に充てさせていただきますね♪