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トシヤの書評:『しょぼい起業で生きていく』

皆さん、愉しんでますか~♪
「愉~more」(「愉しい」をもっと(more))のトシヤです。
今回の投稿は、書評記事です。

本の紹介

『しょぼい起業で生きていく』
えらいてんちょう=著/イースト・プレス

働き方改革や多様な働き方が注目を集める昨今ですが、それでも「会社で働き、給料をもらって、それで生活をする」という「サラリーマン」としての生き方が「普通」とされています。

ですが、日本人全員が会社で働くのに適しているとは言えません。
本書は、会社組織の中で生きていくのが嫌な人、そもそも会社に入れなかった人、会社を辞めてしまった人に向けて、「事業計画」も「資金調達」も「経験」も不要な「しょぼい起業」について解説しています。

書評

2019年1月末で前職(障害者雇用での会社勤め)を辞めて自分に合った働き方を模索中の僕に、マイハニーがプレゼントしてくれた本になります。

個人的は、「こちら側が何も頼んでいないのに、人が自由意思で何かをしてくれる」という「正しいやりがい搾取」で協力者を集めるという一文が非常に印象に残っています。

自然に集まってきた人が、その人のやりたいことを手伝ってくれて、そしてそのこと自体が対価になるような仕組みを自分や自分たちの活動に組み込んでいければと感じました。

引用とコメント

以下は書籍からの引用とコメントになります。
「⇒☆」から始まる箇所が引用に対するコメント文です。

ミヒャエル・エンデの『モモ』はどこの図書館に行っても児童文学コーナーにありますが、学校で心理学を学ぶ人は必ずもう一度読まされる、というほど、大人が読んでも深い本です。

⇒☆『モモ』を読んでみたくなった!

「周りに絵を描いたり、写真を撮ったり撮られたり、やりたいことをやってきた友達がたくさんいるが、 長い時間をかけて培った知識や技術だとしても、お金にならなければいつか諦めざるを得ない。私が喫茶店という形で店を持っていれば、自由に作品を飾って売買したり、自由に音楽を奏でて投げ銭を得たりする空間を創ることができる。もっと言うと、安くごはんを食べて、働きたいときに気軽に働ける場所が確保されるし、物々交換で何かを得る場所が確保される。そういう人たちが集まる空間を私が作れば、彼らをいろいろな面でサポートできるのではないか。 端的に言うと、中途半端な人が中途半端なまま生きていく場所を作りたい

⇒☆実店舗を持ってyu-ka さんに時々生演奏してもらおう♪

pha いや、興味のある人は呼びたいんだけども、興味のない人は呼びたくない。かなり人は選んでますね。少数精鋭的な感じで。この、人を選ぶというのは良いところでもあるけど悪いところでもあって、えらてんみたいに店をやって、多くの人に向けて開いてるのは素直にえらいなと思う。

⇒☆自分も、えらてんさんよりもphaさんにタイプが似ている気がする♪

pha 自宅でたまに一部分が店になる、みたいな、それくらいがいいな。そんな感じだったら、できなくもない気がするね。(中略)僕の場合は、いっぱい集めればなんとかなるみたいなところがあるかな。少人数より大人数のほうが、一人ひとりの問題がごまかせるというか。自分で直接相手できなくても、他の人なら相手できるみたいなことはあるし。とりあえず集めてあいまいにする

⇒☆この感覚、めちゃ分かる~♪

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