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ファイナル

始まりがあれば終わりがある。
コロナ禍があり、舞台の世界では幕が開いたからといって無事幕が閉じるという訳では無いという状況が出来た。

誰のせいでもなく、世界という僕たちちっぽけな人間ではどうすることも出来ない大きな力が、常識を打ち砕いていった。

幕が開いたら、無事閉じることを願って日々全力で演じる。僕たち舞台の人間はそうする事しか出来ず、ただひたすらにその日を過ごすことで毎公演無事終演できることに感謝した。

今回のSHAKES2024も決して無傷という訳ではなかったが、ツアーファイナルの今日を迎えることが出来ました。年明け位から色んなことが始まって、僕としては2024年の上半期はほぼ、SHAKES1色と言ってもいい。銀河のSHAKES、学校公演のSHAKES、そして今回のSHAKES2024。
数ヶ月で3つのSHAKESを経験した。
3つとも全然色が違ったし、同じ宗像という役をやり続けてきたけど、本当に全て景色が違った。

同じ作品でも、こんなに違うんだと新たな発見もあったし、恐らく役者人生において、同じ題材を数ヶ月で全て違う座組で行う経験なんて今後もないと思う。

それだけこのSHAKESという作品が、無限の可能性に満ちているという事であり、育てる役者、スタッフが違えば、作品も色んな表情を見せるという事だ。

そして、今回初めてSHAKESを観てくださったお客様も、今まで色んなSHAKESを観てくださったお客様も楽しめる、そんな作品になったんじゃないかなと思う。

コロナ禍がおさまり、初めての30-DELUXの本隊がツアーを行った。これはまた新しい1歩なんだと思います。またお芝居をする為に色んな場所に行けたらいいなと思いますし、皆さんも是非劇場に足を運んで頂けたらと思います😊

おいおい、まだアンコール公演あるじゃないか。

そうお思いですよね?
でも‼️ツアーとしては一旦の区切り、本日が大千秋楽‼️

SHAKES2024〜それは夢、だが人生という永劫の物語〜
最後までごゆっくり、お楽しみください‼️

では、また水曜日に。

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