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「必要感」と「納得感」

仕事やプライベートで感じたことをのんびり記録していこうと思う。

初投稿ということで、今回は仕事について。

3月に人事異動し、4月から新たなスタートを迎える一般企業の方々と感覚は変わらないのかもしれないが、教師という仕事をしていると、3月と4月は特別な2ヵ月間のように感じる。

3月には子どもたちと感動的な別れを経験し、4月に新たな子どもたちと出会う。私にとって、この2ヵ月は毎年のように教師ならではの感動があってたまらない。もちろん、これは担任をもつことが前提の話である。

4月から7月までの4ヵ月間は子どもたちと共に学級をつくりあげていく。終わってしまえばまるで一瞬のようだが、思い返すと様々な出来事が頭に浮かんでくる。笑顔になれた日々だったのか、つらいと感じた日々だったのか。

8月。子どもたちは夏休みに入り、教師もパワーを蓄える時期に入る。英気を養ったり、研修して更なるパワーアップを目指したり、2学期からの計画を立てたり・・・何かとやることは多いが、いつもよりはのんびりと過ごすことができるこの時期は嬉しい。

「打てば響く」

この言葉を実感できた1学期。

「必要感」と「納得感」

子どもたちは何を求めているのか。そして、どんな力を伸ばしていきたいと思っているのか。教師のあらゆる指導に対して、子どもたちは「必要」と感じ、「納得」した形であらゆる取組をしていく。

この「必要感から納得感」というプロセスをふまなければ、ただの上から目線でしかない。また、教師という1人のちっぽけな人間の価値観の押し付けでしかない。そこが難しいところであり、教師の力量が試されているように感じる。

「必要感」と「納得感」

この2つを意識して2学期を過ごしていこう。


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