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私がワーケーション体験を通して描く1年後のエンタップの形、社会の形

COVID-19の影響により、社会は物理的な分断を余儀なくされました。
そして、私自身としても、新しい社会のあり方、仕事のを模索し始めました。

エンタップは、新宿に事務所を抱えたスマートフォンアプリの受託開発会社です。創業8年程度、20名弱程度の小さい会社です。

長らく事務所を持ち、毎週水曜日はリモートワークデーとしながらも、基本的には全員出社のスタイルの会社でした。
COVID-19の影響により、2月より全日リモートワーク開始、4月には会社のオフィスを閉鎖し、フルリモート企業へとなりました。

様々な課題はありましたが、施策を打ち、各人の生産効率を下げることなく、フルリモートへの移行を果たしました。
(この施策はいずれの機会にご紹介します)

こうなると、各人が東京にいる意味がありません。東京はもはや、東京という土地のキャパシティを上回るだけの人口が密集しています。住むには良い場所ではありません。

(人によっては)給与手取りの1/3を家賃として払っても、1K6畳の狭い部屋しか借りれず、毎日1時間かけて満員電車に乗らなくてはならない土地など、もはや安易に人が住むべきではないのです。

地方は、適度な人口が保たれ、快適に過ごせる都市がたくさんあります。どうせエンジニアは自宅ではゲームかtwitterで遊ぶばかりだし、物もamazonで買うだけなので、場所など実は関係ありません。

地方にないのは「仕事」です。地方の強い就職先には役所・JA・地銀・地元有力企業・大企業の工場などがありますが、これらの権力構造から外れた中小企業は恐ろしく脆弱です。地方ならではのカースト制度が待っているのです。この強いカースト制度が、地方でのイノベーションを低速化させているとも言えます。

私はある企業の取締役と話す機会があり「自社は地域密着だ」と言っていました。なるほど。その考え方により信頼を深めて数万人の企業規模にしたのだなと。しかし、自社のことを振り返ると、地域密着である必要などはなく、顧客密着・ドメイン密着・技術密着で良く、地域密着は捨てても良いのだと気づきました。

リモートワークが加速することにより、企業の所在地はあいまいとなり、日本全体が本社である時代が到来すると思います。住みやすい土地に住み、家族と時を分かち合いながら、ストレスフリーで働ける環境。そして、有能な人を東京に縛りつけることなく、働ける世界。

エンタップは、そんな会社を目指していきたいと思います。

代表の松岡は沖縄にてワーケーションを実行中です。ワーケーションを「旅行業界の新サービス」の文脈として語る人もいます。しかし、ワーケーションの重要なことは、地方でリモートワークで働く体験をすることで、日本中にテクノロジーとイノベーションの種子をまくことではないかと思っています。

そんな会社を作り、そして、そんな社会を後押しできるようにしていきます。

日本の好きな場所でリモートで働きたい、PM、エンジニア(C#、PHP)、デザイナーは、エンタップ採用にどうぞお声がけください。(業務経験必須)

以上

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