たんぱく加水分解物とは?

アニサキスアレルギーになってからというもの、スーパーで買い物をするとき、必ず成分表示を確認するようになりました。

カツオエキスとか、魚粉とか、分かりやすくダメなものは避けられるのですが、「たんぱく加水分解物」とか、「アミノ酸」とか、どうやら避けた方がベターらしいけど、理由は良く分からないという成分があります。

まずは、「たんぱく加水分解物」について調べてみました。


日本生協連のWEBサイトから引用します。

Q1
食品に、よく「たんぱく加水分解物」と表示されていますが、どういうものですか? 安全性が心配です。


A1
「たんぱく加水分解物」は小麦や肉などを原料とする食品の一種です。
様々なアミノ酸を主成分とし、加工食品の調味目的で使用されるものですが、分類上は「食品」で、食品添加物ではありません。「たんぱく加水分解物」は、「加水分解」という比較的単純な加工で製造されることなどから、添加物ではなく、食品に分類されています。アミノ酸の一種であるグルタミン酸ナトリウムは食品添加物の調味料です。


旨味成分を強くするための食品とのことです。タンパク質を加水分解することで得たアミノ酸、という理解で合っているでしょうか。

アニサキスアレルギーの人にとっては、動物性タンパク質を加水分解したものなのか、植物性タンパク質を加水分解したものなのかによって、摂取しても良いか悪いかが変わります。

アニサキスアレルギーの人にとって辛いのが、スーパーやコンビニで売っている商品のほとんどに「たんぱく加水分解物」は入っていて、ほとんどの商品には「たんぱく加水分解物」としか記載がないのです。動物性か植物性かの記載が無いため、完全除去を目指す人にとっては安心して手に取ることができません。

果たして、これくらいのことには目を瞑って食べてしまってよいのか?

あるいは、しっかりと完全に除去を目指すべきなのか?

というか、完全に除去は外食したら無理ですね。だけど、仕事をしている以上すべて自炊にするのもまた同様に難しい話。悩ましい問題です。

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