思春期に入った子どもに家事を教える方法
こんにちは、整理収納アドバイザー
整理収納教育士(子どもと子どもの教育に関わる人の片付け教育の専門家)のtoshiです。
子どもが大きくなると、お仕事を始める方も多いのではないでしょうか?
それまで、子供のことを全てやってあげていたママも、そろそろ大きくなったし、先々を見据え家事をしてほしい…そう思いますよね♪
今日は『そろそろ家事を教えたいと思っているが、思うようにいかない』『いくら言ってもお手伝いをしてくれない』と悩んでいる方に【思春期に入った子どもに家事を教える方法】をプロの視点からお話したいと思います(*^-^*)
↓こちらもご参考にどうぞ。
■家事を教えるには段階がある
小学生になったから、中学生になったから、高校生になったから、今まで何もさせていなかったけれど家事を教えたい!!
…と思っても、ちょっと待って!家事を教えるには、順序・段階があります。
『うちの子は言っても言っても、やってくれないんです!』
そんなお話をよくお伺いします。大きくなったからもうできると、パパやママは思いがちです。そして『大きくなったんだから、これくらいやって!』と言いますが、残念ながら年齢が上がったからと言っても、急にはみんな出来ませんです。
私達も、『もういい年だから、フレンチのコース料理くらい作って!』そういわれても、困ってしまいますよね。
もし仮にできたとしても、そこには相当の努力があったのではないでしょうか(;^ω^)
でもなぜか、家のお手伝いや家事はママからすると毎日している簡単なものなので、ついそう思ってしまいがちなんです。
■なぜ思春期で始めようとすると嫌がるの
子どもが大きくなり、多くのことを理解できるようになった分、自分が今までやらなかったことをしろといわれても
【難しそうだけど、しなくてはならない】=【めんどくさいもの】
と理解してしまいます。嫌がる原因は【難しい=わからないから】こう聞くと、嫌がってもしょうがないかという気持ちになってきますよね。
■家事を教える順序3ステップ
①【助けてほしい・手伝って欲しいと言葉で伝える】
こちらから言わなきゃいけないの?そんなご意見も聞こえてきそうですが、ここから始めてください。
わからないものを始めるには、みんな勇気がいります。
ママが歩み寄ることで、しょうがないな…としぶしぶでも動いてもらえれば、それは0から1を生み出せた大きな一歩です♪
②【スモールステップで教育する】
『やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。』
これは、山本五十六さんの名言。素敵ですよね。
大きいからとは思わず、小さい子に教えるように、家事のやり方を一つ一つスモールステップで教えてあげてください。大きくなっている分、丁寧に説明すると、『そこまで言わなくてもわかるよ』といってくれたら、動いてくれると言うことなので、しめたものです(笑)
③【面白さを伝える】
思春期頃の子どもでも、子どもは子ども。
一度面白いと思ったことには、どんどんチャレンジしてくれます。時にはYoutubeで実験のような面白い料理動画や、実験のような掃除洗剤などを見せる事で、あっという間に大人のほうが驚くほどに、何でも出来るようになります♪
小学生高学年でケーキや色んなスイーツづくりにはまった息子も、最初はコカ・コーラのボトル型のグミを作ったり、色が変わる料理など色んなものYoutubeから学んでは遊んでいましたし、友人宅も高校生から始めましたがあっという間に色んなことが出来るようになりました。
■成功させるために気を付けたいこと
ここまでステップを説明しましたが、じつはコレ、家事をしてくれないご主人にも有効です。ただ、大人になればなるほど、めんどくささや大変さも理解しているので、年齢が上がった分、楽しいと思ってもらうには、こちらも創意工夫が必要です(;^ω^)
成功させるポイントは4つ。すでにどこかで聞かれた事があると思いますが
【褒めて伸ばす】【気長に見守る】【文句は言わない】【お礼を言う】です。
お子さんが小さな頃に意識されていたママさんも多いのではないでしょうか?
私は同居していたころ試したことがありますが、亭主関白な父にもとても有効でした。年齢が上がれば上がるほど、創意工夫は必要かもしれませんが、みんながWIN WINになれると思うので、お悩み中の方は試してくださいね。
■まとめ
【教えるステップ】
①助けてほしい・手伝って欲しいと言葉で伝える
②スモールステップで教育する
③面白さを伝える
【褒めて伸ばす】【気長に見守る】【文句は言わない】【お礼を言う】
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んで、毎日忙しいママの悩みが少しでも減ると嬉しいです。
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