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Vancouver物語5

【Vancouver物語5】  
**キツラノビーチ編**

2日目の夕方はキツラノビーチを散策。昼間でも30度に届くか届かないかのカラッとした風が心地よく、すこぶる過ごしやすい気候だ。日本の37度や38度の湿気の高い気候がいかに過ごしにくいかを改めて感じる。ビーチには多くの人々が集まり、日光浴やビーチバレー、SUPを楽しんだり、ゆったりとした時間を過ごしている。


少し奥へ行くと、バスケットボールの試合が行われていた。地元のアマチュアチームだろうか?普段見ている宇都宮ブレックスの試合と比べるのは申し訳ないが、技術的にはあまり上手くない。しかし、大音響の音楽にDJが煽るプレイスタイルに観客は大興奮していた。


私たち家族はベンチに座り、娘と息子の変顔写真の撮り合いを見ながら、20時でも日が高い夕暮れの中、時に馬鹿笑いしながらゆっくりと他愛のない時間を過ごした。

ビーチではバーベキューをしたり、キッチンカーでテイクアウトしたりと、みんなが自由に過ごしている。ゴミ箱もトイレもたくさんあって便利だ。特設トイレは汚いが、無いよりは良い。並んでいても、「お先にどうぞ」といった感じで、イライラせずに並ぶ光景を見ると、順番待ちや割り込みにカリカリするのが馬鹿らしく思えるほどの寛容さを感じる。ゆるくて良い。



海辺ではリードの付いていない犬が海を眺めている。飼い主がSUPを楽しんでいるのを見守りながら、時折戻ってくる飼い主と戯れている姿がとても素敵だ。

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