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以前はお金があれば幸せになれると思っていました。

お金があれば、お金の為に家族と過ごす時間を犠牲にして仕事をする必要もなくお金が全てを解決すると思っていました。

一度は億というお金を掴み念願の南国でプールの付いた276㎡のコンドミニアムに住みましたが実際に手に入れた時に思ったことが「無機質」な魅力だったということに気づきました。

以前は冬の寒い時期に家族で南国のビーチリゾートに旅行することが非常に楽しみでしたが、いつでもプールに入れるとなるとプールに行かなくなります。

実際に住んで思ったことは「人と話をすることが一番魅力的で自分自身が本当に求めている」ということでした。

お茶をしたりご飯を食べたり飲んだりとか旅行に行くとか出かけるという時間を過ごされると思いますが、ほぼ必ず「誰かと一緒に」ということがついてくると思います。

1人で幸せは感じられません。

家とか車とかお金を手に入れても、その後は必ず誰と一緒に住むのか?誰と乘るのか?お金を手に入れて誰とどう過ごすのか?が楽しいのです。

僕の場合は目標に対してまだまだ少なかったのでもうちょっと増やさなければという思いがありました。

もうちょっと増やそうと思っていたら失ってしまったのです。

話を戻します。

精神科の医師の友人がおりますが、幸せって何だと思いますか?と聞いたところ返ってきた答えは、「自分は一人ではないと思える感覚」とのことでした。

それまでは、いつも笑顔でいられることが幸せなのではないか?と思っていましたが、「一人ではない」「自分を思ってくれる人がいる」ということが幸せなのだと気づかせて頂きました。

お金を手に入れても失う恐怖におびえることになります。

例え1億円を手に入れても食い潰す生活をすれば、約10~15年程でなくなると思います。

あっという間になくなります。

しかし、いつ死ぬのかわからないのです。

毎日毎日減り続けるだけの銀行口座を見るのは、とても恐怖なのです。

死ぬのは怖いのです。

自ら死にたくないのです。(ちなみに、最近はスウェーデン等で安楽死が合法化されました)

僕はお金を稼いで父親としてやることをやっていると自負していましたが、お金を稼ぎ続ける自信のなさ、お金を失うことへの器が小さく大切な嫁さんを泣かせてばかりでした。

最近、こんなはずではなかったと自己嫌悪に陥り、心の器(許す器)を拡げることが本当に必要なことだったと思っています。

結局のところ幸せになれない原因は、自分の中に問題があり、自分の心を器を拡げることを常に考える必要があると波乱万丈の人生を送らせて頂いて思っています。

まずは嫁さんを幸せにして、その姿を子供に見せて、子供たちが僕と嫁さんが幸せそうだから自分の将来が楽しみと思えるように心の器を拡げていこうと思っています。

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