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膵臓癌と言われた親父へ トシロー38歳の手紙

お父さん、お元気ですか?いきなりの手紙、驚きましたか?

僕は、あなたのDNAをしっかり継がせてもらってます。なので、しっかり真っ直ぐお父さんに僕の気持ちを伝えたくて、この手紙を書いてます。

お父さんのことが、凄い好きです。
故に認めてもらいたい気持ちもとてもあります。

小さい時、会社へ出社する親父の姿を見て、とてもかっこよくて思いました。玄関でバトンタッチと言って両手にハイタッチをしてくれたのを覚えてますか?あのバトンタッチを兄貴と取り合うくらい、ぼくたちは、とても好きでした!
バス停で待ってるスーツでバチっときまっているお父さんの姿を遠目に見て、とても誇らしかったです。
だから、僕も子供たちには、カッコよい生き方をしたいし、内面だけでなく、外見もしっかり磨いていきたいなぁと思います。
そして、それを素直に子供達に伝える事が出来ています。それも親父が俺の親父でいてくれたのかなぁと思ってます。親父のおかげです。本当に有難うございます。

こういう素直な気持ちを改めて親父に伝えられる事が、とても幸せに思いますし、大事な人には、素直な気持ちを伝えることの大切さをこの手紙を書いて、改めて感じてます。
そして、親父にとても褒めてもらえるように、かっこよく生きられる様に頑張って生きたいとおもいます。

これからも、よろしくお願いします。
また、家にある古い年代物の(もはや腐ってる?)お酒飲みましょう!

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