見出し画像

毎日唐揚げを食べているのにまだ食べたい

前回のnoteが自分の想像を大きく超えて褒められました。

私は単純な人間です。
褒められると嬉しい。
なので、また書こうと思います。
まだ晩御飯は食べていないので、今日(投稿日からすると昨日の)の昼御飯の話です。
(もう食べたんですが、書き始めた時はまだ食べていませんでした)

基本的に平日は、会社に弁当を持って行きます。
「エラい」と褒めてくれる方もいるでしょう。
それは嬉しいので有難く受け取っておきますが、最寄りのコンビニまで15分、近くに飲食店なしという絶望的な会社の立地に対応するための現実的な策です。
そんな背景ですので、意識高い系のキラキラな弁当とかはありません。
前のnoteにも書きましたが、私には好きなものなら同じ味が続いても飽きないという特殊能力があります。
そのため、同じ弁当を5個作り、冷凍して、毎日1個ずつ持ってきて、レンジで解凍して食べるという荒業ができます。

今週は毎日唐揚げ弁当でした。
何故かというと、先週の日曜日が唐揚げ会だったからです。
ひょんなことから友人の得意料理が唐揚げであると判明し、それならぜひ作ってよということで開催されました。
本当は大人数で盛大にやりたかったんですが、予定を合わせるのが面倒だったのと早く唐揚げが食べたかったので、最小人数の2人で開催されました。

昼頃に集合し、材料を揃えるべく業務スーパーへ向かいました。
購入した鶏肉は1.5kg。
もう一度言います。
唐揚げ会は最小人数の2人で開催されました。
しかし、ただの2人ではありません。唐揚げが大好きで、楽観的な2人です。
いけるいけると1.5kgの鶏肉と千切りキャベツ(あと、前回出てきたズッキーニ10本)を買って帰りました。

下ごしらえをしたあたりで、先に友人が異常に気づき始めました。
「ひと袋に入り切らない」
「大丈夫や、袋はたくさんある」
「確かに」

一度目揚げたところで、現実がほんのり見えてきました。
「皿に乗らない」
「大丈夫や、どんぶりがある」
「確かに」

一度揚げの途中

ここで我々は英断をしました。
2袋ある下拵え済の肉のうち、1袋を揚げた時点で食べ始めることにしたのです。
揚げ終わった1袋目分の唐揚げがこちら。

出来上がり

山のような、という比喩がありますが、例えでなくシンプルに山でした。
唐揚げの山。
どんぶりに溢れんばかりの唐揚げ。
ちなみに、コレ、ラーメンどんぶりです。

キャベツとご飯とお茶を用意して、食卓につきました。
かぶりつくと、さすがは友人が得意料理と言うだけあります。
醤油とニンニクがガツンと効いてとても旨い。
ご飯に最高に合います。
最後の良心たるキャベツとの相性も抜群です。
マヨネーズやポン酢で味変するとまた異なる魅力を発掘できます。

旨い旨いと夢中で食べていました。
しかし、ちょうどどんぶりが半分くらいに減った頃、ピタリと箸が止まりました。
友人は呟きました。
「食べ切れない」
「大丈夫や、弁当になる」
「確かに」
そして、私はご飯・キャベツ・唐揚げをタッパーに詰めていきました。
そんな私に友人は一声。
「もう一袋は冷凍…」
「そうしよう」
我々のやってることは完全に学生ノリでした。
とても楽しかった。
しかし、我々はもう大人なのです。
その現実を受け入れて、胃に合わせた行動をしなければなりません。

というわけで、我が家の冷凍庫には現在下拵え済の鶏肉(推定750g)が鎮座しています。
ただ、不思議なもので毎日唐揚げ弁当を食べているともっと食べたいと思うようになりました。
友人にLINEを送りました。
「唐揚げが食べたい」
「毎日食べているのでは?」
「足りない」
「第2回唐揚げ会開催不可避」
「早急に」
楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?