note:公開したノートは次に下書きを公開するまでは消えない。

noteで、書きかけのノートを誤って公開してしまったことはありませんか。何しろ、iPhoneの画面左上に表示される「次へ」を押すと表示されるのは、「公開」と「下書き」。何となく押したら「公開」だったということはあり得ると思います。少なくとも私はあります…。

そんな場合、 WordPress など、CMSなどを使ったブログで執るべき方法は、次の2通り(または3通りか)。
1つめは、公開した文章を急いで書き直す。まあ、アクセス数が少なければ単純でもっともらしい方法といえます。

次は「公開」という情報を「非公開」「プライベート」に変更する。これは誰に記事を見せて誰に見せないかという、公開先を設定できるCMSらしい小賢しい方法といえます。

最後の1つは潔く削除するという方法。これは1つめ同様に原始的な方法ですが、ややこしくありませんね。少なくとも、公開したくない記事が他人に読まれるということはありません。

さて、肝心のnoteですが、どうもこれらのどれとも違う記事の管理方法のようです。
以前から、公開後も加筆したりして、それを下書き保存すると、新たにテキストノートが作成されて、公開している文章と下書きの2つが残って、何だか釈然としなかったんですが、これは公開した後も推敲できるという、クリエーター向けのCMSらしい仕組みといえます。
たしかに、出来の悪い文章を誤って公開した時は、恥ずかしいの一心ですぐに書き直しますからね。案外、怠け者には効果的かも。

noteは再度公開しない限り、公開されている文章と下書きは置き換わらない、という、書き手に推敲を強いる新しい文章管理システムです。
でも、良い文章が書けるまで、一度公開した文章は晒し続けるという、恥はかきすて、というネットらしいというか、新しい羞恥プレイ的な管理方法ですね。

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