打順を固定するべきか、しないべきか

今日は打順について解説していきます。
打順は固定するべきかしないべきか。議論が別れるところではあります。
プロ野球をみていると、ある程度固定するチーム、日替わり打線のチームがあるように正解はないのではないかと思います。
普段オリックスを応援している私としては、打順は固定しない派なのですが、今回は打順固定と日替わり打線のメリット・デメリットを解説していきます。

打順固定のメリット、デメリット

メリット

打順を固定するメリットとして挙げられる1番は役割がはっきりすることです。打順によって出塁する人、打点を稼ぐ人と役割がはっきりしており、固定化することで各選手が自分の仕事を遂行しやすくなります。

デメリット

デメリットとしては、上手くいっていれば良いですが噛み合わない時にどうするか。不調の選手がいる時にどうするか。相手に研究されやすいということが挙げられます。ある程度メンバーを固定して戦っているので緊急事態に対するチームとしての対応力が低くなるのがデメリットです。

日替わり打線のメリット、デメリット

メリット

次に日替わり打線のメリットとして、固定のデメリットと逆になります。誰かが怪我や不調に陥った時の対応のバリエーションが多いことがメリットです。色々な打順を組むことで選手の特徴を把握でき、また相手に合わせて打順を変えることで得点力アップに繋がる可能性が高いです。

デメリット

デメリットも打順固定と逆で、各選手の役割が日替わりになることで仕事の遂行力が落ちることが考えられます。打順固定することで、その道のスペシャリストを生む可能性がありますが、日替わり打線では選手個人の対応力や適応力が問われます。安定した戦いを継続するのはなかなか難しいことです。


優勝するようなチームは打順をある程度固定しているチームが多いです。しかし、そこに至るまでに紆余曲折あり、色んな打線を組んでたどり着いた答えであるといえます。
個人的には、打順の固定化まで進んでしまうとその時は強いですが、チームとしての今後の伸び代は低いと考えています。そういった意味では、オリックス中嶋監督はシーズンの終盤に固定化できるよう2022年チームのベストな打順を模索しているように思えますし、BIGBOSSなんかは来年を見据えて模索しているように思えます。
上手くいくかいかないかも監督の腕の見せ所だとは思いますが、選手の新しい可能性を見出して強いチームを作る上で、両監督にはすごく期待しています。

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