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アクティビストファンドが入っている企業はどこか

割引あり

アクティビストファンドとして知られる、オアシス・マネジメントが8日、花王に対して株主提案をするとして記者会見を開きました。アクティビストファンドが「これから提案する」と本格投資前に記者会見を開くことは珍しいことです。今後、花王株の買い増しをする可能性は低くはないでしょう。

アクティビストファンドは様々な提案を行います。中長期的な企業価値向上のために事業ポートフォリオの再編やM&Aを提案することもあれば、短期的に資産現金化や内部留保の吐き出しを提案することもあります。刺激的なものでは、経営陣交代を直接求める提案もあります。

アクティビストファンドによる提案の過程で、株価が一時的に上がることがあります。しかし、ファンドによっては株価上昇をみて売り抜け、あるいは対象企業の提案への非同意などもあって、提案の実践に至らないことがあります。結果的に、アクティビストファンドが抜けた後に株価が急落することもあります。

アクティビストファンドが入っている企業の株価は、そうでない企業よりも株価の上下幅が大きい傾向があります。投資家にとっても、対象企業にとっても、チャンスとも言えますし、リスクとも言えます。そこで、日本である程度の投資規模をもっているアクティビストファンド8社の投資先につき、2024/4/8現在で5%以上を保有する投資先を一覧化しました。

ファイルを有料コーナーに置きましたが、大量保有報告書からも作成可能です。ファイルでは、ファンド名、企業名、証券コード、直近持株比率、直近報告日、持株傾向(減少=撤退モードのみ)をまとめました。

1.オアシス・マネジメント
2.旧村上系(シティインデックスイレブンス、オフィスサポート、レノ、南青山不動産、エスグラントコーポレーション、C&Iホールディングス)
3.ダルトン系(ダルトン・インベストメンツ、ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド)
4.シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ
5.ストラテジック・キャピタル
6.アクティブ・バリュー・インベスターズ

7.3Dインベストメント・パートナーズ
8.バリューアクト・キャピタル

※アクティビストファンド保有銘柄一覧(2024/4/8時点)

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