サービスを作る際の最初の確認ポイント
ゼロから個人規模のサービス(商品)を作っていく時の最初の一歩について、短くメモ。
個人がスモールスタートではじめるビジネスにおいて、消費者ニーズの特定とか、市場調査とか、法・税務面の整備とか、そういうのはあとからでも大丈夫だ。
最初は「なぜそのサービスを作るのか?」そして「それはどんな種類のサービスなのか?」を確認するところから始める。
なぜ?の部分は簡単でもいいけれど、一度真面目に考えて出てきたものをしっかりと残す。
種類というのは、たとえば「職業」的なサービスと、「お金稼ぎ」的なサービスと、「趣味」的なサービスと、「社会貢献」的なサービスでは、それぞれに成立させていくためのポイントが違って、混ぜるとうまくいかないし、識別していないと混ざっていく。
・職業(仕事)的なサービスとは、自分が世の中や他者に貢献できるナニカを提供したいというケース。コアは自分の能力の「シェア」。
・お金稼ぎ的なサービスとは、自分ができることでお金を稼ぐサービスを作りたい。コアはお金を「稼ぐ(獲得)」こと。
・趣味的なサービスとは、自分が純粋にやっていて楽しいこと(「やってみたいこと」ではない)を他者にも伝えたいとか表現したいという思いからサービス化していく。コアは「やりたい」ことをやること。
・社会貢献的なサービスとは、社会にとって必要と思えることを提供するためのサービスを作ること。コアは「利他」の精神。
どれもサービス化すればそれは「仕事」と呼ばれる。それぞれが他と重なる部分は多少なりともあるし、やり方によって重なりの比重は増える。
ただ、自分はどれをやるのかの違いを識別していないとなかなか進まなくなる。たとえば、お金を稼ぎたいのにやりたいことをやろうとしたり、職業(仕事)としてのサービスを作りたいのに稼ぐためのマーケティング手法に心を奪われたりといったことはよく起こる。
こうして、なぜそのサービスをするのか、そのサービスはどんな種類特性に分類できるものかを確認したら、該当する種類の道に進んでいく。
さっそく進み方の実例として、「職業」的なサービスと、「お金稼ぎ」的なサービスを作っていく実況中継を次回から書いていく(予定)。きっと「やり方の説明」よりも、実際にそれをどうやるのか、どうなっていくのかの方が興味があるハズだから。
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