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変化に身をまかせて

目の前のことは一瞬一瞬で変化しているけれども、高い高いところから見れば、毎日は連続していて、世界は昨日と同じく、何も変わらないように見える。
人間も、動物も、自然も、視点の高さによって変化が激しく見えたり、変化がないように見えたりするんだろう。
どのレベルにも変化はあるけど、全体を見ると部分の変化は見えなくなる。
変化と連続性の割合の違いなのかもな。

               ❃

感情の中で感じ取る変化は、また違う。

感情の嵐に吹き飛ばされている時は、世界が目まぐるしく変化して、何が何だかわからない。
ところが、なかなか変わらないことに意識が集中すると、時間が止まったように感じられる。特に、望む変化がなかなか起こらないことにこだわってしまって、焦りを感じる時などは、まだ変わらない、まだできない、と苦しい気持ちがずっと続く気がする。

でも、引きずらなければ変化は起きる。
変化は起こってしまう。たとえそれが見えていなくても。
時に身を任せれば、変化が我々を新しい局面に押し流していってくれる。

だから、過去は手放して、変化に身を任せよう。
変化が流し込んでくれる新しい気持ちでいこう。

今を、良い時にしよう。


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