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全国統一高校生テスト 高2向けアドバイス②


理科一類 西塔太一(筑紫丘)

共通テスト型の模試はこの全国統一高校生テストが初めてで、自分の現状と実際のレベルとの差を痛感しました。共通テストはとにかく形式に慣れることが必要です。その上で、自分の持っている知識を応用できるようにして高得点を狙うことが重要だと私は考えています。したがって、早いうちから共通テスト型の試験に慣れておくことはメリット盛りだくさんなので、ぜひ受験して、目標との差を認識し、計画を立てる上での参考にしてください!

文科一類 玉井春希(灘)

東大を目指す皆さんにとっては、英語・数学・国語の主要3科目の実力を測り・向き合うことが、この時期の共通テスト形式の模擬試験の目的といえるでしょう。
これは極論のように聞こえてしまうかもしれませんが、東大志望かつ共通テスト形式の試験で伸び悩んでいる人の多くは、共通テストの形式やスピード感に慣れていない人であると思います。もちろん東大の2次試験でもスピードは求められますが、特に数学などでは東大と違った意味でのスピード(方針を自分で立てる早さではなく、計算をこなす速さ)が求められるため、慣れておらず苦しむ人が非常に多いです。
共通テストに勝つ方法は共通テストに慣れることしかありません。頑張ってください。

理科一類 小川直人(渋谷教育学園幕張)

「模試において一番重要なことは振り返りです。」こんなことは先生方や周囲の大人から聞き飽きるほど言われている人が大半だと思います。しかし、受験者層がより幅広くなる全国統一高校生テストで、東大二次よりも圧倒的に多い教科数を受けるこの機会だからこそ、振り返りの大切さを強調しておきたいと思います。英数国は全範囲終わっているとしても、理系であれば理科は全範囲が終わっていない人が大半ではないでしょうか。まだ範囲が終わってないから、まだ演習量が足りていないからと帰ってきた結果を流し見してしまうのではく、自分はどのような強み・弱みを持っているのかを分析してください。それが高校二年の夏の勉強のヒントにつながると思います。長丁場だとは思いますが、頑張ってください!

文科二類 北川りか(渋谷教育学園渋谷)

この時期から理社を受験しはじめる方も多いのではないでしょうか。特に昨今の世界史は、知識がなくても考察で解ける問題がしばしば出題されます。本番で知らない知識が問われないとも限らないので、粘り強く資料に対峙して点を稼いでいきましょう。しかし、あくまでも今のメインは英国数です。今から時間感覚をつかんでおけば、高3時にかなり有利になります。基礎がしっかり定着しているか、自分の課題は何なのかを確認して、今後の学習に活かしてください。

理科一類 小林然(甲陽学院)

全国統一高校生テストは、東進の模試の中で受けている受験生の数がとても多い方の模試だと思います。共通テスト型の模試で、まだ手も足も出ない問題もあるかもしれません。わからない問題に関しては、わからないなりにどうアプローチするのがいいのかを考えたり、1年後には解けるようになるためにどう勉強していくべきなのかを考えるいい機会になります。科目数も多く大変とは思いますが、みなさんが実力を発揮しきれるよう、応援しています。

理科一類 齋藤大地(東海)

高校2年生の段階で早く得点を上げれば、あとは理科社会の進捗に伴って自然に点数が上がるので、最終的な高得点につながります。高校二年生のときに得点をあげるためには、英語数学の基礎理解を広げ深めることが重要です。これは全国統一高校生テストでの得点向上だけでなく、二次試験にも対応できる基礎の養成につながります。高校二年生はまだ時間的余裕はありますが、こういった機会を利用して集中的に勉強していけばかなりリードできます。頑張ってみてほしいです。

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