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ヘーゲルと六ペンス

ある視座を与えられると、もう、そう見るのが自然に思えてしまう。それこそが哲学の力であるし、歴史を変えてきた力の源泉とも言える。

この、"哲学の力"を再認識できた本が、竹田青嗣さんの『哲学は資本主義を変えられるか』。ヘーゲル哲学を基本に、近代国家の視座を与えてきた哲学が分かりやすく再構成されている。納得感の高さが「ポスト資本主義は、反資本主義ではない」という主張に説得力を持たせている。

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テーマを決めて読書すると発見や学びが増えたりします。以前よりポスト資本主義の形に興味を持っていましたが、アメリカでトランプ政権が誕生したあ…

読書や文章作成に関する本の感想や、自分なりの読書に対する考えのようなものをまとめていきます。人生とアートを本で語れるようになりたくて。 …

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