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マリゴールドの願いごと


先日、久しぶりに図書館に行きました。
現実社会がなんとなくディストピアっぽくなってきたような、居心地悪さを感じてきたので、ファンタジーの世界に出かけうと本を探しに書棚の森を歩いていると、久しぶりに“Read me”
と呼ぶ声がしました。
見ると、そこのあったのがこの本
「マリゴールドの願いごと」でした。


挿絵もとても素敵で、読むのが楽しみで帰ってきました。

さてこのお話し、「お姫様御伽話」です。



森にトロルのエドと暮らすクリスチャンは
幼い時に家出して、
そのまま森に住み着いて、
いろいろな発明したり、
物事をしっかり考える
持論のある青年に成長しました。



川向こうのお城に住むお姫様が
毎日バルコニーで読書する姿を
望遠鏡で見ているうちに、
彼女の読んでいる本が気になって仕方なくなり、
ある日思い切って、Pメールを送ります。

そしてお姫様の名前がマリゴールドであること、
ギリシア神話が大好きなことなどを知り、
頻繁にPメール交換するようになります。

親友がほしいというマリゴールドの願いを
叶えたい!と
クリスチャンはやがてお城で奉公する決心をして、
すみ慣れた森を出ていきます。

さて、お姫様には年老いた老王の父と
魔女のようなお妃の母がいて、
お妃は末娘マリゴールドの結婚相手を決めようと
パーティーばかり開いていました。

Pメールを交わしていたことを
ふせていたクリスチャンは
マリゴールドに恋をして
彼女もクリスチャンの愛を受け入れるのですが、
さてさて、大きな邪魔が入ります。
お決まりすったもんだの大騒動を経て
最後は大円団❣️

NPO「マリゴールドの魔法」を主催している私、
「マリゴールド」と名のついた本に強く惹かれますが、
こんな素敵なストーリーだったことで、
心がほっこり、幸せいっぱいとなりました。


王道ファンタジー「ともしびをかかげて」で
ブリテン島を旅して、
ヨーロッパ大陸の真ん中あたりの森に寄ってきたので、
さて、一度日本に帰ろうかなあ…。

Pメールって何?
気になった方、ぜひお読みくださいね。

マリゴールドの願いごと
2014年12月24日 第一刷発行
作者 ジェーン・フェリス
訳者 ないとうふみこ 池上小湖 
発行所 小峰書店

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