昨日、ウイーンに行ってきました。
久しぶりに本場のウイーンワルツを堪能しました。
そう、プログラムの表紙を飾る邸宅を見たとき、
私の記憶は2007年夏のウイーンに飛んでいたのです。
ウイーン・サロン・オーケストラ
どんな曲かしら・・・と思う方のためにYouTubeから
選んでみました。どうぞご参考まですお聞きください。
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 KV467〜 モーツアルト
昨日は久元祐子さんとのモーツアルトピアノ協奏曲第21番 ハ長調KV 467 が演奏されました。
解説にもあるように第二楽章は1967年映画「みじかくも美しく燃え」で使われて以来、多くの人から愛されたモーツアルトの名曲になりました。
祐子さんの弾くモーツアルトは上品で、美しく、優しく透明な光が水面に反射して、キラキラと輝くように思えました。
こんなに美しい音楽、日常の澱のような思いを浄化していきます。
祐子さんの演奏ではありませんが、大好きなイングリッド・ヘブラーの演奏でお聞きください。
モーツアルトをゆっくり味わって、20分の休憩のあと、
いよいよウイーンサロンコンサートの醍醐味が始まりました。
オペレッタ「こうもり」序曲〜ヨハン・シュトラウス2世
美しく青きドナウ〜 ヨハン・シュトラウス2世
アンコール ラデッキー行進曲 〜ヨハン・シュトラウス1世
コンサートマスター ウド・ツヴェルバー(音楽芸術監督)
ウイーン・クアサロン
さて、2007年、私はLeipzigに単身出かけていきました。
オーストリア航空でウイーン国際空港に降り立ち、そこからプロペラ機に乗り換えて、
ライプツィヒ空港に行きました。
せっかくなので、帰りはウイーンに2泊して、初めてのウイーンを楽しみました。
インターコンチネンタルホテルに泊まって、まず、最初にしたことが、
コンサートのチケットを取ることでした。
一度行ってみたいと思っていた学友協会のコンサートは時間が合わなかったのですが、
クアサロンの翌日の夜の部のお食事付きのチケットを取ることができました。
幸いホテルから市民公園は歩いていける距離でした。
カジュアルな服装でもいけるということで、ワンピースを着ていきましたが、
おしゃれなティーンエイジャーもたくさんいて、安心しました。
そうここで、ウドさんの演奏を聴いていたのだと、昨日、初めて、パズルがつながりました。
そのときはよくわかっていなかったことが、今となって意味を持ってくるのですね。
本当に不思議なご縁を感じました。
ウイーンはもう普通の生活が戻っているそうです。
いつかまた ウイーンに行くことができるようにと思います。
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