見出し画像

「エンジニア採用市場の変化」を聞いて(2020.5.24)

はじめに

今日はconnpassにて下記のイベントに参加しました。
今回の記事はこのイベントでのメモ書きの記事になります。

イベントの対象者
・現在エンジニアとしての転職を試みている方
・エンジニア採用の現状を知りたい方
・今後転職を視野に入れている方

イベントに参加した目的
・コロナの状況である今、エンジニアの採用はどのように変化しているのかを知るため
・今後のエンジニア採用はどう変化していくかを知るため
・この時期、求められることは何なのかを知るため
・自分がこれから取り組むべきことを定めるため

※注意書き
・今回登壇された方の発言を元に作成しておりますが、もしかしたら発言の意図と違った内容を記載している可能性はございます。ご了承ください。
・メモ書きなので見苦しい点はご了承ください。

気づき・学び①コロナの状況である今の採用状況と求められる人物像など

まずは各登壇者の会社の現状について

野呂さん
・エンジニアの正社員は現在行っていない
・スクール事業は中止、2割ほどお問い合わせが減っている。

毛呂さん
・採用活動をやってはいるものの、エンジニアの採用基準がかなり上がっている。
・基準が極端に厳しくなっている。
・未経験は昨年の年末くらいから、一人称でできる人が最低限になっている
→かなり厳しくなっているという印象。

菊本さん
・コロナ関係なく、現在は若手の採用のキャパがない状況。
・PMやデザイナーは欲しい。
・エージェントからのメールが相当増えている。

採用で求められる人物像について
・技術的に尖っていなくても良い
・一人称で開発できる人
・4,5名ほどのチームリーダー経験があると良い
・お客さんと納期の折衝ができる人
・タスクの切り出しができる人
・業界知識がある人
・開発チーム全体の効率をあげられる人
・社員とフリーランスの求められる人材像はほぼ変わらなくなっている
・技術以外でどこで差別化できるか、価値を発揮できるかどうか。
・リファラル採用は今後も増えていくと思う。情に訴えかけるといいよね。

・開発を通じていかにビジネスを一緒にドライブして欲しいという思いを持っている人。だからコロナによる状況や自分自身の願望だけで判断するような人は、客観性という観点では採用は厳しいかな。

・自分の理想の働き方は自社開発か、受託か、SESか。人によって適しているのは違うから自分に適するものを探すといい。


今後やはりIT企業の人気は高まってくると思われる。
→エンジニアの需要は高まってくる。長期的にエンジニアの需要が少なくなることはないと思う。


未経験採用に関してのお話

少人数スタートアップへの転職の場合、その会社の社長が好きかどうかで選ぶといい(菊本さん)
→状況が変わってもこの人と仕事がしたい人を見つける
会社側からして自分のことしか見てない人はいらない。そういった人達は今までの採用の経験から分かるからフィルターかける。
採用はお見合いする感覚。今後お試し採用が増えていくと思われる。

毛呂さん
会社の雰囲気に合う合わないってよくある。
経営者のバックグラウンドを知り、考え方に共感できるか。
チームのメンバーと会ってチームの雰囲気を知る。

野呂さん
働く環境や、組成って大事だなと痛感した。(経営者目線)
CTO一人入ったことにより働く環境が変わった
チームを整えることができる人が強い。

菊本さん
創業初期はコミット力を求められる。
マインドシェアを持てるような若手、それと技術顧問を組み合わせて組織を組成していくと良いかな。開発が進んでいき体制が整っていくとそれに応じてチームを編成したら良い。
技術特化の人はフリーランスになるのは良いよね。

野呂さん
未経験がスタートアップに入る場合、会社のマインドがマッチしているかを意識する

毛呂さん
経験者と未経験関係なく、学ぶのが楽しいかどうかをゲーム感覚でやれるかどうかを採用のポイントとしているところがある。
意欲がない方を育てるのはコスパが悪く大変。そもそもやる気がない人を高めているのは難しい。採用はできない。



現状のフリーランスについて
・より実力主義になっている
・企業が流動的にコストを抑えられるところを抑えにきているため、契約が切られやすい状況。
・各社外注費を削りに行っている→フリーランスに影響がきやすい
・今までは手が足りなかったから(数年前)、フリーランスが増えていた
・コロナにより、適正値に戻るのではないか。今が異常。コロナにより悪化した、というよりはこれで正常値になってきている。
・1週間などの期間ですごく力を発揮できる人が求められる。
・圧倒的に即戦力が求められる(これが正常値)

気づき・学び②意欲についての疑問

意欲はどこから湧いてくるのだろうか
人それぞれ意欲が高い原体験があるのだろう。


意欲の有無はどこでわかるのだろうか
・twitterかな(笑)
・技術のキャッピアップはどこからやっているか聞く→楽しそうに話す人
・飲みに行って事業の話ができるか?
・夢中になれているか?
→そういう人の方が伸びるよね。

・探究心や好奇心が旺盛な人は成長するよね。
・趣味の領域になっている人は強いよね。


ネクストアクション

・客観的に自分がどういう価値が出せるかを考えておく
・自分が力を発揮できるものが何かを考える
・情報を集めて、自分に適した情報かどうかを見極めていくスキルを身につけていく→深堀りして考える
・チャレンジはし続けるが、挑戦の全てがリスクあるもので構成せず、一部安定は持ちつつ行動していく

その他メモ

今の時代何ができた方がいいか
→そりゃなんでもできたほうがいい(笑)
ただそれは不可能なので、自分をどうやったら売り込めるかを考える。自分のスキルを分解して把握してどこを伸ばすか考える。
これは時代に関係した話ではない。
菊本さんの場合、エンジニアでビジネスサイドと会話ができる人が少なかったからそこを強めて、エンジニアとビジネスサイドをつなげる立場にいった。
→自分で分析して、かつ自分が得意な分野を伸ばしていくのがいい。
・技術以外の自分の力の棚卸しを定期的に行うこと。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?