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2024.8/2〜8/6 IVUSAの学生が約30人椿作業に来てくれました



毎年恒例となっている学生ボランティア団体IVUSAによる利島椿産業活性化、保全活動が4日間行われました。今年で3回目の受け入れ農家として、学生たちと直接関わる貴重な時間を過ごしました。彼女たちと夢や考えを共有することで、新たな発見や学びが生まれます。

今年は、冬の椿体験ワークショップを手伝ってくれた学生も来てくれたため、リラックスした雰囲気で活動をスタートすることができました。タロス班は例年、作業が3割、話し合いが7割ですが、今年の班長は計画的に進めることを重視していました。彼女たちは「これは何で?」や「これはどういう意味ですか?」と利島に対する興味を持って積極的に質問してくれました。

私自身、利島で暮らしていてもまだまだ知らないことが多いと痛感させられました。今回来てくれた学生たちのまっすぐさや素直さ、未来に対する不安と期待には非常に勇気をもらいました。私もその気持ちに応えようと、利島の現状や未来について熱く語り合いました。彼女たちとの交流は、まるで人生相談会のような熱い場となり、不思議な時間となりました。

椿についても利島についても考えがまとまり、行動できる幅と責任が持てるようになった今、IVUSAの学生たちとの交流を通じて、自分の成長を感じました。

史料館見学の様子

私は、今後の利島椿に関して5年以内に答えを出さなければならないと考えています。高齢の農家にこれ以上の負担をかけられないため、新しい取り組みを行い、緩やかに衰退している椿産業を再興する必要があると感じています。

タロスのTシャツで夕日を見に行きました。

誰に頼まれたわけでもなく、椿産業の未来を憂いて合同会社タロスを起業しました。私の信じる答えは、利島型の観光化、椿の観光化です。これからも学生や島内外の方々の力を借りながら、椿産業を未来に繋げる挑戦を続けていきます。


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