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もう、意味付けはいらない

最近、つくづく思います
そんな学ばなくてもいいのかなと
そんなに意味付けしなくてもいいのかなと

身近で起こったいろんなことに
どうしてそんなに
存在とその意味を持たせようとするんだろう
そんなに学ばなくてもいいんじゃないか
そのまんま、ああそうかでいいんじゃないか

今日も夏枯れした桂の落ち葉を
せっせせっせと掃き掃除する私に
通りすがりの知らんおばあちゃんが

「掃くぶんを掃いたら終わる
 葉っぱが全部落ちたら終わる
 ただ、それだけのことだわ」

と、いとも簡単に言ってのけた
当たり前のことに
それ以上の意味はいらないよと言っているかのように

今起きている出来事には必ず意味がある
そう思いたい私がもういない
出来事の意味を欲しがる私がもういない
あるのは原因と過程と結果だけ
重要だと思っていたものには
大して意味がないという視点が加わった
たまにはお客さんのように
出来事を眺めているだけでいいんだね

これからは
それでいいのかもしれない
そういうお年頃なのかもな