【ウィル不動産販売の人材戦略①】なぜ新卒採用を始めたのか?

株式会社ウィル(ウィル不動産販売)の平田です。
京都大学法学部を卒業後、ウィルで9年間新卒採用業務を務め、計200名以上の人材採用に携わりました。
複数回に渡って、ウィル不動産販売の人材戦略についてのコラムをお届けします。

なぜウィル不動産販売は新卒採用を始めたのか?

その答えは、
ウィル不動産販売が理想の会社をつくりたかったからです。

1993年に創業したウィル不動産販売には、
日本一の会社になる
業界のイメージを変える
心を打つ仕事する
真のプライドを持てる会社をつくる
という創業理由があります。

一方で、中途採用で集まる人材は、
理念よりも業務内容や給料を重視していたり、
前職までの考え方に固執して理念にマッチし切れなかったり。

創業時の理想はあっても、
このままでは実現できない危機感から採用を見直しました。

そこで手をつけたのが、
社会を知らない真っ新な大学生を採用する新卒採用でした。
創業3年目、社員数10名、経常利益2000万の時代に、
採用経費として1000万以上を投資しました。

新卒採用を始めることで、

採用に手間がかかる。
育成に手間がかかる。
戦力になるのに時間がかかる。
戦力になる前に辞めてしまう。

など、デメリットは数え切れません。

それでも、
今では、新卒社員の離職率は過去5年平均で5%。
2023年は入社3年目が全社トップ争いをし、入社4年目が1億の利益を出しました。
新卒でイチから育てた人間が次の新人を育てることで、
組織として同じ方向を向いた集団になりました。

次のコラムでは、
新卒採用を始める中でウィル不動産販売がぶつかった壁についてお伝えする予定です。

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