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おながわ秋の収獲祭2022

はじめまして、3年の田原です。
最近、口内炎に悩まされています。麺しか食べてない・・・。
食生活の見直しが必要です!

さて今回は、としけんメンバー(+後輩?1名)で行ってきた「おながわ秋の収獲祭」について書こうと思います。


おながわ秋の収獲祭2022(旧:秋刀魚収獲祭)

2022/10/23(日)に、宮城県牡鹿郡女川町・女川町海岸広場で「おながわ秋の収獲祭2022」が開催されました。

サンマの水揚げが全国有数を誇る女川町では、毎年秋にサンマの収獲祭が開かれ、多いときにはおよそ1万匹を無料でふるまっていましたが、新型コロナウイルスの影響でおととしと去年は中止。

今年は3年ぶりの開催となりましたが、近年のサンマ不漁の影響をうけ、名称を「おながわ秋の収獲祭」に変更して開催されました。

おながわ秋の収獲祭 ステージ


念願のサンマ!!

後輩?の寝坊や渋滞などありましたが、何とか女川に到着したとしけん一行は、真っ先にサンマを目指して会場を進みました。

塩焼きになる前のサンマ

町内外から大勢の人がサンマを目当てに集まるこのお祭り。
サンマの塩焼きが一列に並ぶ風景はとても圧巻でした。

一列に並ぶサンマの塩焼き

例年は無料で提供されていたサンマですが、今年は不漁のため、100円以上の協力金を支払った人に、サンマの塩焼きとすり身汁がそれぞれ提供されていました。100円は安い!!

程よい塩加減の味付けとふっくらしたサンマはとてもおいしかったです!
すり身汁もやさしい味付けで女川の海を感じることができました!

サンマの塩焼き!


ステージ・屋台・モビリティ―パーク

おながわ秋の収獲祭では、秋刀魚以外にも野外ステージや屋台がたくさん並んでいました。屋台では、ほやなど地元の海産物をいただきました。

新鮮な"ほや"を食べてご機嫌な代表
こわい、、、


会場の近くには、トヨタモビリティ―パークも開催されており、災害時に役立つ車や、自動運転技術などを見学しました。
東京五輪でも使用された自動追従技術や、小型モビリティを見ることができました。

歩くように動けるBEV「C⁺walk(シーウォーク)」


さんまdeサンバ♪

収獲祭のテーマソングは知る人ぞ知る「さんまdeサンバ」です。

歌っているのは女川の町民バンド、オーナーセカンズ。水産会社の二代目が集まって結成したバンドで、「サンマの唄」「潮の詩」など女川を題材にしたオリジナル曲があります。

「さんまdeサンバ」は、平成17年に女川第一中学校(現女川中)の運動会のプログラムになったことをきっかけに、年々、家族や地域住民を巻き込んだ運動会名物になりました。
それ以来、港まつりのパレードなど、地域イベントの定番となり、秋刀魚収獲祭でもフィナーレとして中学生を中心に人気のイベントでした。

私たちもしっかり振り付けを覚えていきましたが、当日は見ることができず・・・。
YouTubeなどを見る限りとても楽しそうだったので、少し残念でした。来年に期待です!

↓さんまdeサンバ みんなで踊ろうよバージョン


女川町の人々をつなぐ「さんまdeサンバ」

この曲を作った方は、オーナーセカンズのメンバー佐藤充さん。
充さんは、東日本大震災で津波を前に動けないでいた中国人の研修生を高台に誘導し、20人全員を救った後、津波に飲まれてしまいました。

2011年の秋、震災後はじめての秋刀魚収獲祭はやや規模を縮小したものの、会場を高台の多目的運動場に移して開催。そしてフィナーレには、町内外の皆さんでこの「さんまdeサンバ」を元気よく踊りました。

震災前から女川町に関わる人々を一つにつないできた「さんまdeサンバ」。地域交流の意味や、地域への愛着について考えさせられました。
としけんの活動としても、地域交流に積極的に参加できたらいいなと感じています。

震災直後に行われたさんまDEサンバ

↓女川さんま収獲祭2011フィナーレ さんまdeサンバ


おわりに

午後から雨に降られ、最後までいることはできませんでしたが、とても楽しい一日になりました!

11月下旬には、フィールドワークでもう一度女川を訪れる予定なので、もっと勉強して臨みたいと思います。

来年こそは、さんまdeサンマを踊るぞ!!

(文責 田原)

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