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『ぶつぶつ、独り言』…第九話👶

年末のライブを終えてから…ベースの浜田さんが脱退されて😭
新たに山口さんが新ベーシストとして加入されました🙋‍♂️

山口さんは寡黙な方で素晴らしいジェントルマン…でした…最初は?😁

当時、ボクは奈良のあやめ池(遊園地🎡🎢しかない良い所でした🚉)に住んでいて、山口さんは隣の学園前に住んでました🏠

リハーサル終わりは一緒に電車で帰ったり、当時バイトされてたJR奈良駅近くにあるゲーセンに遊びに行ったりもしました🎰

山口さんが入ってすぐに“オムニバス・アルバム”に参加する為のレコーディングがありましたね♪🎧

ボクにとって初めて製品になる曲のレコーディング🥁

レコーディング・エンジニアはスタジオJamの“ヒカリン”こと沢村光さんでした✍️

2曲収録されていますが、レコーディングは基本的に…ギター、ベース、ドラムのベーシックなバッキング・トラックを一発録りでした📼

当時はこれが“定番”でした。

当時のライブでは定番曲であった…

“Vision Of The Lake Bottom”と
“The Endless Basis”

先に“Vision Of The Lake Bottom”を録りました。
サウンド・チェック中にクリックが流れていて、何となくそれに合わして叩いたりしていると『クリック有りでもいけそうやね👍』と言う雰囲気で使う事に⌛️

でも、いざ本番になるとそこは…やはりお子ちゃま👶、あまりにも緊張したのか?合わなくなり😭
クリック無しで録ることに🙇‍♂️

とりあえず…勢いだけで叩いた記憶があります🚴‍♀️

“The Endless Basis”はクリックを使いました。

あのアルバムには、ボクの19歳になったばかりの勢いだけが収録されています🐒
…これも音源が残っていて嬉しい限りです📼

現在では、テラ・ローザのBoxに収録されていますね✍️

無事にベーシック・トラックを録音し終わり、後はやる事が無くなったボクですが、それ以後のダビングで少しお手伝いした思い出もあります🎧

それは“Vision Of The Lake Bottom”のキーボード・ソロの終わりの衝撃音をリアルに作るために…キーボード・ソロ終わりでボクがスプリング・リバーヴの付いているアンプを激揺らしで完成させる…と。

これは岡垣さんがリアルにソロを弾いている横にスタンバイしてアンプを揺らす…という大切な任務です👮‍♀️

ボクの揺らし次第でキーボード・ソロが生きるか?死ぬか?ですからね…そりゃ気合が入りますよ🏋️‍♀️

2、3回やりましたかねぇ🤼‍♂️

それで、キーボード・ソロ終わりはカッコ良くなりました🎹(なったはず😂)

その凄まじい光景は、外にいた他のメンバーの笑いを誘っていたのか?😁どうなのか?🤣…定かではありません🐒

それから全てのパートの録音が終わってMIX(昔はトラック・ダウンと言ってましたよね?)作業です。

エンジニアの“ヒカリン”さんと共にやる訳ですが、ボクはお子ちゃまで音のバランスなんてモノも分かっていないので、経験豊富な皆さんに任せて社会見学です🔍

今はデジタルのミキサーが基本で色々な楽器を色々な場所で上げ下げしたりは簡単に機械にお任せ出来ますが…当時は全て人力です☝️

色々な箇所の色々な希望をエンジニアが全て把握して曲を流しながら全てのフェーダー、つまみをコントロールします🤺

これは、完全にパフォーマンスです🕺
バンド・メンバーとして表には立たないですが、曲を完全に理解してサウンドをコントロールする職人です。

最終のトラック・ダウンをする時にヒカリンさんは…
🐻『よし!お前ら後ろに下がっとけ👉』

🚶‍♂️🚶‍♂️🚶‍♂️🚶‍♂️🚶‍♂️

コントロール・ルームは凄く狭くて後ろの扉を開けたまま、メンバーは後ろで待機🦮

ゴクリ…

曲が始まり…♪♫♬

大音量の中、たまに“ゔ“ぉ〜っ!🐻”という叫び声や、ピョーンとボールペンが飛んできたりしました🖊…😱

そして、曲が終わり…

最高の音でした📼🙌

最高のエンジニア“ヒカリン”さんでした🐻

本当にエンジニアって凄い🙇‍♂️…と痛感させられた貴重な瞬間です👶


という訳で、遂にボクの初めての製品として販売されていた作品が完成したのです🙌


めでたし!めでたし!!

ぶつぶつ…👶

では、また次回🙋‍♂️

🦮🦮🦮🦮🦮

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