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『誰が興味あるねん?』第4話…⭐︎

さて、やっとこさ“ブルージー”との関わりが出来たもののいつもの様に待機状態が暫く続き、確か1997年になって1月か2月だったと思いますが『一度試して欲しいプログラムがあります』と会社に資料(と言ってもデモのカセットテープ)を取りに行き、それから数日後アメ村の楽器店の地下にあったスタジオでオーディションを受けました。

それは、ヴォーカルとギターのユニットでサポートのベーシストはもう決まっていてドラムを探していた様です。

“ブルージー”にはバンド編成的なグループが既に幾つか出来ていてブルースや60年代のロックなどを基本的にカヴァーして演奏している様でしたが、オーディションを受ける事になったこのプログラムはハードロックな感じのオリジナル曲でした。
…なるほど、あのプロフィールはここで生きていたのですね🖋多分…きっと😄

ハードロック的なの…叩けるかなぁ…と一抹の不安を感じながら、“出来る事を出来るだけやりましょう!”←この事はこの時期から少しは考えられる様になって来ました。実践出来てたかは置いといて大切な事だと思ってます。

出来る事を精一杯やる!
出来ない事はできないんだから!
その出来ない事が必要ならばまた身に付ける努力をすべし!
と、偉い人が言ったかの様な雰囲気で言ってますが、良く見たら当たり前の事しか言ってない🖋という😂

そして、先に決まっていたベーシストは何と知り合いのUさんでした😵
世間は狭いですな。
オーディションという物は凄く緊張しますが知り合いがいてくれてほんの少し楽になりました。

そして、オーディション内容ですがそのユニットのオリジナル曲を1曲だけやったのかな?🥁…と思います。(もう1曲やったかな?すみません🙇‍♂️覚えてません😂)

で、またカッコ悪かった事があって…デモ音源には曲頭にわかりやすくカウントが4つ入ってました♪
カウベルの音で。
そして丁寧にもずっとそのカウベルのクリックが入っていました(と思ってました)🙃

スタジオで演奏の為のセッティング中に確かギタリストW氏に『カウベルって持って来て貰ってますか?』と言われ呆然😱

バカですねぇ💩
勝手にカウベルの音はクリックとでも解釈してしまったのでしょう😂
💩

これがクリックではなくカウベルとして使われている音源なら、そのカウベルは曲で重要な部分をしめるつもりで制作されてるでしょう。
何故その辺りに気付き前もって確認しなかったのか?…バカですねぇ😭💩

こんな事ではまだまだ一人前の仕事なんて出来ません🔨
勝手に自分の先入観で大事な事を疎かにするとは…👶💩

しかし、皆さん優しくてカウベルが無いままオーディションを受けさせてくれました。
オーディション中ボクの中のもう1人のボクが“もう、落ちたな😭”と思いながら叩いていました🥁

それでオーディションも終わり『あと数名オーディションするドラマーがいるので全て終わったら連絡します☎️』との事で、
“はい、はい、どうもありがとうございましたね。オーディションと言う良い経験させて頂きましたね。もう皆さんに会う事もないでしょうね🙇‍♂️”と心の中でボクの中のボクが呟き、またいつもの日常に戻りました。

それからしばらくの間、カウベルを持っていかなかったという大失態をやらかしてたので、オーディションを受けた事もすっかり忘れていました。
しかし、ある日『先日のプログラムは亀井さんのドラムでお願いする事になりました。』
嬉しい…と言うより“何で!?”が最初の感想でした😵

でも採用されたと言う事は嬉しかったですね😄
セッション・ドラマーの入口に立った気がして🏋️‍♂️←また勝手に思い込んでますね😅本当に💩

後々、聞いた話ではそのオーディションで…ギタリストはボクを推してくれていたそうですが、ヴォーカリストは別のドラマー推しだった様でギリギリの採用だった様です😱

これは正しく今まで“運”だけで生きてきたボクのドラマー人生の始まりだったのです😂きっと😄

という訳で今回はこの辺りにします🍵

今回も、ご静聴ありがとうございました😊

また次回をお楽しみに🤘

って🙋‍♂️『誰が興味あるねん?』🙋‍♂️

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