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ゴリゴリの日本人が鼻血出るほど勉強して英会話スクールを立ち上げる七転八倒ブログ書きます。4日目

こんばんは。合同会社ほしのやの、ゼンイツです!


このブログでは、筆者の日々のインプットと、それを自分の事業に具体的に落とし込むアウトプットの両方を具体的に共有して、みなさまに面白がっていただくとともに、そのアウトプットを活かして筆者がどの様に英会話スクールを立ち上げていくのかを、赤裸々に語らせて頂いております。


本日は、お笑いの文化と英語というテーマについて書いてみたいと思います。インプット書籍はこちらです!

お笑いの本


まずはじめにお伝えしておきますが今回のテーマは、「面白そうだなー。」と今夜思いつきましたが、あまりにも大きなテーマ過ぎて、とても1日や2日で調べきれるものではありません。そのことに気づいたのが夜中の1時。今は夜中の3時です。涙

そのためいくつかのシリーズに分けて記事にすることをお許しください。

それでは、早速まいりましょう!!

まずそもそも、外国人と日本人で、面白いと感じるものは共通している部分もあれば異なる部分もあります。

それぞれの国の文化や歴史の違いによって面白いと感じるもの、笑いに変える手法は異なるので、それらを理解することは日本以外の国を理解することに繋がり、ひいては外国人とのコミュニケーションに大きく役立つユーモアを身につけていくことにも繋がります。これは、英語学習のカギを握る要素になりそうです。

色々と調べてみると、例えば、脳科学者の茂木健一郎さんも過去に、ご自身のブログ記事の中で、「英語はコメディで学べ」とおっしゃっています。

https://ej.alc.co.jp/entry/20171110-mogi-communication03

理由としては外国の英語でのコメディを聞いて、その面白さを理解することができれば、本当の意味で英語を理解できている、ということが確認できるから、とのことです。

つまり、英語のコメディを見てクスッと笑えれば英語が理解できているし、笑えなければ英語が理解できない、というシンプルなテストを、自分自身に課すことができるという考えです。

実際に茂木さんのブログ記事の中で紹介されていたコメディはこのような内容です。

https://www.youtube.com/watch?v=YOfhjDDJUPM

実際に見ていただくと、その内容としては、トランプ大統領の安倍晋三訪問を風刺したコメントになっています。具体的には、トランプ大統領をゴジラに例えたり、なぜ日本の侍は北朝鮮のミサイルを撃ち落とさないのか、というトランプ大統領の発言を「イジる」ようにして、ジョークに変えて取り上げ、「彼は口を開けば何を言い出すかかわからないぞ」と言った風刺で笑いを誘っています。

このような大統領の言動、日本で言うなら安倍総理大臣の言動を笑いのネタに変えるコメディアンはあまり多くありません。というか、ほとんどネタにされることは無いように感じます。

日本では、モノマネだったり、時事ネタを風刺したり、過去の失敗を笑いに変える「いじり」だったり、といったお笑いはありますが、この動画にあるような具体的な政治的活動を取り上げて批判したりネタにしたりすることは、海外では主流な手法だと言えますが、日本の芸人さんにおいては、あまり見られません。

これはどうしてなのでしょうか。

海外のお笑いは、どういった文化的・歴史的背景があるのか、これを知ることは日本人が外国人とユーモアを交えてコミュニケーションをとる上で重要な鍵になってくるかもしれません。

茂木健一郎さんは、ご本人のブログの中で、以下のように海外のお笑いを分析されています。

「英語圏の笑いの最大の特徴は、「批評性」。権威や権力といった、つい批判を控えたり、従ったりしがちな対象への私たちの心のあり方をほぐしてくれる。」

「政治家と官僚たちの闘いをユーモラスに描くことで、民主主義のあり方をリアルに考えさせる。」

更には、茂木さんはこのブログを書かれた都市と同じ2017年に、「日本のお笑いはオワコン(終わったコンテンツ)だ」という発言をし、大炎上をしていました 。汗

これに対し、オーストラリア出身のお笑い芸人、チャド・マレーンさんは「世にも奇妙な日本のお笑い」という書籍を出し、日本のお笑いがいかに優れているのか、外国人からの視点で日本のお笑いを分析されていました。

この本の中で書かれていることは簡単に言うと以下の内容です。

日本のお笑いはチャドさん曰く世界一レベルが高い!その理由は三つあると考えられる。

つ目の理由は、お笑い芸人の数が世界的に見て、非常に多いこと。
サッカーや野球もプレイ人口が多ければレベルが高くなるのと同じ様に、お笑い芸人が多い日本ではそれだけレベルの高い戦いが求められることになるという考え方です。

2つ目の理由は、日本独特の文化。
日本の社会の仕組みにも少し関係していますが、日本には、先輩・後輩という独自の上下関係と、みんなで場を盛り上げる「チームプレー」が存在する、という考え方です。先輩が後輩を育てるという文化は、それだけ後輩が先輩のアドバイスを受けることがで出来るので、個人プレーと比べて、磨き上げ具合が全然違う。上下関係は外国人から見れば、スキルアップする上で非常に合理的なシステムだ、とのことです。

また、「日本人は空気を読む」とよく言われますが、空気を読めるからこそ巧みに笑いを取れる、とも言えます。日本ではトークやコント、歌などを組み合わせたバラエティ番組が多く、様々なジャンルの演者が同じ会場にいる中で、上手に立ち回ったり、誰かをフォローして盛り上げたりする能力が求められます。芸人さんは、チームプレイで人を笑わせる必要が有る、ということだそうです。

3つ目の理由は、「政治」、「宗教」、「人種」、「下ネタ」の4大テーマに頼らない。
チャドさんが考える、日本のお笑いが海外のお笑いよりも優れていると考える決定的な理由として上げているのがこちら。すなわち、海外のお笑いは、「政治」、「宗教」、「人種」そして「下ネタ」の4大テーマを題材にしているが、これに対して日本の笑いはそれらを避ける傾向にある 、ということだそうです。

なぜ、海外ではその「4大テーマ」に需要があるかと言うと、チャドさん曰く、「手っ取り早く笑いを取れるから」だそうです。
4大テーマを取り扱えば、お客さんにとっては自分が直面している問題だったり、感情的になれたりする内容なので、日頃のモヤモヤを代弁してもらってスッキリするし、それを「わかるわぁ」と感じて笑うことで、傷を癒してもらえる効果もある、とのことです。

一方で、日本のお笑いは、そもそもが「笑う門には福来るという」という「祝福芸」の精神があり、小難しい話や、誰かを揶揄することが、根本的に相いれない。そうなると、この4大テーマ以外で笑いを取る日本の芸人は、もっと斬新な発想が必要となり、「お決まりの内容」ではなく、新しい題材で人を笑わせることに徹することが、常に求められる。これが日本のお笑いの真骨頂だ、とのことです。

また、「ツッコミの文化」も日本独特の文化で、少なくとも英語圏のコメディアンでは見られません。ツッコミは「観客の代弁者」であり、ツッコミのいない海外の笑いは、1人で、さらっと面白いことを言ったりウィットに富んだ、少しひねくれたようなことを言って、観客は「クスッと笑う」ことはできますが、それだけで爆笑を取ることはなかなかできない。

これらが、チャドさんの考える、日本と海外のお笑いの違いであり、いかに日本のお笑いの文化が優れているのか、ということの理由です。

ふむふむ。めちゃくちゃ勉強になります。

チャドさんありがとう!笑

だいぶ話長いけど、結局なんの話だっけ?

 という声が聞こえてきそうなので、シリーズ第1弾をまとめにかかります。

実は、日本人として鼻血が出るほど英語を勉強してきた筆者も、チャドさんと同じく、日本のお笑いは世界一だと考えています。

そして筆者は、今こそ日本のお笑いが世界に打って出る時期が来ているのではないか、と、1人のお笑いファンとして、誠に勝手ながら感じております。

その理由はズバリ YouTube にあります。

なぜそのように考えるか、具体的には明日の記事に譲ることとしますが、さわりだけお伝えすると、日本の芸人で YouTube をやっている方々では、カジサックさんや中田さんが有名ですが、チャンネル登録者数は200万人前後です。

チャンネル登録者数が100万人を超えると、結構ばらつきはあるそうですが、Youtubeからの広告収入が年収で数千万円から、ビジネス系Youtuberでは、1億円を超えると言われているそうです。(実際には、収入はチャンネル登録者数よりも、動画再生回数と掲載する広告の単価に比例し、その広告料はGoogleのスーパーコンピュータではじき出す、というシステムのようです。)

ユーチューバー➁

ちなみに、日本で一番のYoutuberは、2020年4月現在は、はじめしゃちょーさんだそうで、チャンネル登録者数は800万人を超えます!

ユーチューバ-

それでは、世界に目を向けてみましょう。

世界一のユーチューバーは誰でしょうか。調べたところによると、なんとスウェーデン人のコメディアン!そう、コメディアンなのです!

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チャンネル登録者数は、2020年5月15日現在で、なんと1億400万人です。スウェーデン人のコメディアン。「Pew Die Pie」さん。

とんでもない数字が見つかりました。笑  イチオク。。。

日本一のYoutuberがチャンネル登録者数800万人。

世界一は、1億400万人なんです。

その、第1位がコメディアンなんです!

夢がありますね!世界は広いですね!!

わたしは、日本のコメディアンが、この舞台で戦うことが出来るのではないかと考えています。

次回は、世界一のYoutuberであるスウェーデン人のコメディアンの正体と、日本のお笑いの可能性、そして英会話の重要性について、書いてみたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございました!

結局今日も寝るの4時過ぎるんかーい。。。

「お疲れ様ー。」、と思った方や、「早く寝た方が良いよ。」と思った方は、スキ♡してくださると、嬉しくて明日も馬車馬のように働きます!

おやすみなさいZzz 

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