オッペンハイマーはいつ公開されるのか?

世界中で今、バーベンハイマーなる言葉が広がっています。
映画バービーとオッペンハイマーが同日に公開されて世界中で大ヒットしてブームになっています。映画館に人が帰ってきた、と大騒ぎです。
バービーは着せ替え人形の定番の映画化、オッペンハイマーはクリストファーノーラン監督の最新作です。クリストファーノーランはダークナイトやインセプション、テネットなどの監督で、私の好きな監督でもあります。
バービーは今月に公開になるのですが、オッペンハイマーは公開が決まっていないのです。人気監督の最新作の、しかもヒット作にもかかわらず、公開日が決まっていないなんて、これはいったいどういうことですょう。
しかし、それも仕方のないところなのかもしれません。オッペンハイマーは原爆の開発者の電気なのです。さすがに原爆の日のある8月に日本公開はマズイだろう、という意見も考えればわからなくはないです。ただ、日本公開しない、て決断はしないで欲しいものです。
ただ、映画や音楽などいろいろな文化も社会の影響を受けてしまうのは仕方ない、というか影響を受けるものです。
特に原爆というのは非常にデリケートなものです。実際、バーベンハイマーのファンアートにバービーの公式サイトがいいねを押したことで問題になっています。東京オリンピックの際にラーメンズの小林賢太郎がホロコーストを揶揄したとされるネタを過去に行った件で演出を下されたことなどと同じようなイメージなのでしょう。
ただ、そういった不用意な言動で起きる炎上も含めて、文化、カルチャーなのだと思います。それをリアルタイムで知る、体感することができるのは、私は子どもにとってすごく良いことだと思っています。
正道だけでなく、いろいろな考えなどを玉石混交で触れた上で自分の考えははじき出されるべきものなのではないでしょうか。
バービーのファンアートの騒動に関しては不謹慎かもしれませんが、そういうことをする人がいて、さまざまな事象に対していろいろな受け取り方があるという機会だと思っています。

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