「伝説の東大講義」1/300の記憶と振り返り

瀧本さんとの出会い

瀧本さんとの出会いは、NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」。
https://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/person/1963/
出演者がたくさんいる中で、瀧本さんは番組の最後に「この番組の成功は、番組を見た人が明日からの行動を変えられるかどうかにかかっています。変えられなかったら番組は失敗したことになります。」と発言をされて、「まともな人がいる!」と思ったことでした。
後日、インターネットで検索すると「僕は君たちに武器を配りたい」や「武器としての決断思考」などの著作があることを知り、すぐに購読しました。

伝説の東大講義

「今日は、わざわざ福井から交通費かけて来た方もいらっしゃるそうなので。」
これ多分、私です。
https://ji-sedai.jp/editor/blog/post_80.html
当時、インターネットでイベントの存在を知り、申し込もうと思ったものの、すでに満員。
そこで、ジセダイ編集部にダメ元でメールをしたところ、なんと追加募集をしてくれることに!
今井さんから連絡をいただいた時は、本当にうれしかったです。

東大講義では私も質問させていただきました。
(「2020年6月30日にまたここで会おう」には記載されていなかったので、もしかすると私の記憶違いかもしれません。)
私「瀧本さんが言う『パイを増やす』の『パイ』って何ですか?」
瀧本さん「GDP(国内総生産)です!」
ズバッと言われたからかストンと落ち、翌日、GDPに関係する場所へ行きたいと、貨幣博物館に行きました。
https://www.imes.boj.or.jp/cm/

まさかの福井講義

東大講義を受けて、瀧本さんにぜひ福井に来てほしいと思い、当時所属していた団体のアンケートに対する回答という形で瀧本さんを呼んでほしいと書いたところ、見事に実現しました!
http://www2.pref.fukui.lg.jp/press/atfiles/pa731362613840S5.pdf#search=%27瀧本哲史+福井%27
当時の関係者に講演録がないか探してもらいましたが、残念ながら残っておらず、詳細は分かりません。
私の記憶では「福井県立恐竜博物館や一乗谷朝倉氏遺跡を視察したが、県外出身の研究員が活躍しており、外部の人材を取り込んでいるのがいい。」とおっしゃっていた気がします。
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp
http://fukuisan.jp/ja/asakura/index.html

福井講義では私は質問できませんでしたが、「僕は君たちに武器を配りたい」を購入した人には講義後にサイン会という特典があり(笑)、サイン中に一言だけお話しました。
私「昨年の東大講義も聞きに行きました。」
瀧本さん「何が一番面白かったですか?」
私「内田先生の話です。」
瀧本さん「そうですか。」
ちなみにサインは、宛名とコメントと署名で構成されており、コメントの内容は、「立て!」でした。

2012年からの振り返り

東大講義後にFacebookで秘密結社のチームが立ち上がり、当時、何人かがそこに目標などを書き込みました。
私も書き込んだ記憶がありますが、現在はFacebookを使用していないので、確認できません。
確か仕事の目標を書き込んだのですが、星海社新書初代編集長の柿内さんからコメントをいただき、「『仕事』をとても狭く捉えているので、もう少し広く捉えてはどうか。『働き方革命』や『非属の才能』という本を読んでみてはどうか。」と言われ、すぐに購読しました。
https://www.amazon.co.jp/働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法-ちくま新書-駒崎-弘樹/dp/4480064869
https://www.amazon.co.jp/非属の才能-光文社新書-山田-玲司/dp/4334034292

あれから8年間が経ちますが、目標設定の良し悪しは別にして、私が当時設定した狭義の仕事の目標は概ね達成できたと思います。
また、目標設定していなかった、結婚、家事、育児といった広義の仕事も抱えることになりました。

今回、改めて伝説の東大講義を受け、引っかかったことを書き留めておきます。
・自分の人生は自分で考えて自分で決めてください
・おすすめは、まずディベートをやってみることです
・その人が過去に生きてきた人生とか、挫折とか、成功とか、そういうものは盗めないんですよね
・みなさん自身が今いる場所で、ちょっとだけでも変えられることがあるんじゃないかと。自分が興味あることをトライアンドエラーでやってみたり、自分が正しいと思うことを選択してみたり
・主人公は誰か他の人なんかじゃなくてあなた自身なんだよ、って話です

私はディベートをやるとともに、今いる場所で自分が正しいと思うことを選択していきたいと思います。