グルメな夫、献血をしたオヨメサンをいたわる

献血をした日の翌朝、朝寝坊したら、グルメな夫がご馳走をつくってくれていた。献血の経験がないグルメな夫は（そういえば、インドネシアで献血車を見たことがない）、献血をたいそう過酷なことと勘違いしていて、まともな食事をさせなくてはいけない、と思って頑張ったらしい。
 
「ほっておいたら、いいかげんな食事をして、倒れるかもしれないと思って・・・。」
確かに、ちょうど台湾のパイナップルや地元のイチゴがあったので、それを主食にしそうではある。
「昨日買ってきたワカメをたっぷり味噌汁にいれたよ。」
で、なぜか、血液の補充にワカメが効くというインスピレーションがあったらしい。グルメな夫はインスピレーションを信じるタイプである。
 
朝寝坊は、インターネットで中国ドラマや韓国ドラマを見ていたせいだったが、朝寝坊ひとつでグルメな夫がご馳走をつくってくれるなら、また朝寝坊しよう・・・、いや、その前に献血だ。でも、次の献血ができるのは半年後だ。う～ん、残念。

献血したオヨメサンのためのグルメな夫特製の具沢山味噌汁