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夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】4

ヘイト・アシュベリーからテクテク歩いてロウワー・ハイトへ、途中コーヒースタンドThe Grindでアイスコーヒーを飲む。ちょっとしたイートインも緊張、もっと英語が喋れたらなと思う。アメリカのアイスコーヒーもすっきりした味のものが多くて美味しかった。Groove Merchant Recordsは小ぶりだけど品揃えが僕好みでとても良いお店だった。ここではレモンヘッズとビリー・ブラッグのカセットテープを買った。たくさんのアナログ盤を持って帰るのはしんどいなあと思っていたのでカセットテープは思い出作りにちょうどいい。Vinyl Dreamsはテクノ、エレクトロやEDMの専門店、日本のレコードもたくさんあった。サンフランシスコに来て感じたのはデフォルメすぎないジャパンカルチャーが自然に受け入れられているということ。カタカナのTシャツ着てる人とかいっぱいいるし。Rooky Ricardo's Recordsはとにかく7インチの量が圧巻だった。お店の奥では店主と仲間たちがカードゲームをしていて、好き勝手にレコードを試聴しているお客さんがふたり。僕は名前も知らないバンドのレコードをジャケ買いした。

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夕方5時前、太陽の光に少しオレンジの色味が加わるけれど、まだまだ日が高い。ロウワー・ハイトから歩いてミッション地区のほうへ。サンフランシスコは気持ちのいい都会だ。路面電車と車が華麗に交差する。目指すのはミッション・ドロレス・パーク、ここは映画『スウィート・ノーベンバー』に登場した公園。この『スウィート・ノーベンバー』が転じて「sweet december」という曲が誕生したと思うと立ち寄らないわけにはいかなかった。果たして、辿り着いたのはサンフランシスコ市民の憩いの場、息をのむほど美しい公園だった。小高い丘からは海が見え、太陽の光を日暮れまで楽しむ人たちがたくさん転がっていた。夢みたいな街だなあ…と思った。(断続的に続く。まだ2日目…)

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