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【裕次郎映画はアクション映画の元祖である】

 石原裕次郎。「太陽にほえろ!」のボス・藤堂俊介や「西部警察」の木暮課長での“出来上がった大人”のイメージがあるので、素直に“カッコイイ”と思えない人もいるだろう。なぜ、1970年代から80年代にかけて、日本でアクション・ドラマが撩乱したのか? その答えは1950年代から60年代末にかけて、日活がアクション映画を量産していたことにある。では、なぜアクション映画だったのか? それは、戦後を代表するスター、石原裕次郎をカッコ良く魅せるため、裕次郎のスケールにあった題材が、それまで活劇と呼ばれて いたアクション映画だったのである。

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