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ホテルニューグランド「ダイニングシアター」大盛況、ありがとうございました!

横浜のホテルニューグランドが開業したのは、1927(昭和2)年。その威容がスクリーンに登場したのは、ぼくの知る限りでは小津安二郎監督「淑女と髭」(1931年)が最初。そして、石原裕次郎さんの「赤いハンカチ」(1964年)、「帰らざる波止場」(1966年)では、裕次郎さん、浅丘ルリ子さんがこのホテルへ。


昨日、ニューグランドのレインボールームで、「栄光への5000キロ」上映、五代高之さん、佐藤利明のスペシャルトークライブを開催。沢山のお客様にご参加頂き、石原裕次郎さんの生誕90年をセレブレーションする、素敵な祝祭空間となりました。

オープニングは、五代高之さんと佐藤利明の挨拶、作品解説。前編76分、初公開当時のタイミングで休憩。BGMは黛敏郎さんの音楽。後半99分上映後、佐藤利明がアフタートーク。1969年の石原裕次郎さんの「締めの言葉」を「栄光への5000キロ」プログラムからご紹介。

そしてお食事タイム。裕次郎さんにちなんでニューグランドのシェフがセレクトしたのは「シーフードカレーとコロッケ」。もちろん日活撮影所のカレーと、裕次郎さんが好きだった葉山コロッケにあやかったスペシャルメニュー。

BGMは裕次郎さんのスタンダードナンバー。後輩には、日活、石原音楽出版のご協力で「裕次郎Movies 1956〜1976」を特別上映。13分間に凝縮した裕次郎さんの出演作の名場面集。

お食事が終わったタイミングで、五代高之さんがステージへ。佐藤利明とのスペシャルトークライブ。裕次郎さんとの出会い、芸名の由来に始まり、裕次郎さんの映画、歌にまつわるお話。そして「西部警察」コーナーでは、カースタントの大友千秋さん、バイクスタントの野中義文さんにもご登壇頂き、45年前の伝説の裏側トーク。さらに、ジョーこと御木裕さんも客席におられてご紹介!「西部警察」ファンには夢のひとときとなりました。

ここで、五代高之さんはサプライズのご準備へ。佐藤利明による「横浜時層探検」トーク、テイチク、日活、ポニーキャニオン、ホームドラマチャンネルでの「歌・映画・ドラマ」が全て、配信・ソフト・テレビで楽しめるサービスをご紹介! 今回は、各社の裕次郎プロジェクトチームの全面協力でイベントが実現出来ました!

そして、五代高之さんが再び登場。サプライズて「夜霧よ今夜も有難う」「粋な別れ」「わが人生に悔いなし」を歌ってくださいました!本当に素晴らしい歌唱、ステージで、舞台の袖で感無量でした。



最後は、五代高之さんと佐藤利明でお客様のお見送り、フォトスポットで裕次郎さんのスタンディーと共に、お客様と記念撮影!

5時間半に及ぶ長丁場のイベントとなりましたが、みなさんの笑顔が何よりでした。ご参加の皆さま、本当にありがとうございます!

よろしければ、娯楽映画研究への支援、是非ともよろしくお願いします。これからも娯楽映画の素晴らしさを、皆さんにお伝えしていきたいと思います。