転職活動や転職後にスーツの新調は必要?買い替える際の注意点について

キャリコン、人材営業の西俊明です。

これから転職活動を始める人や、新しく転職先が決まった人は、スーツを買い替えるべきかどうか迷っているのではないでしょうか。また、買い替えを検討しているが、どのように選べば良いかわからない場合もあると思います。
そこで今回は、スーツを買い替える際の注意点を説明します。ある程度大きな買い物になるので、しっかり検討していきましょう。

業種や会社に合わせたスーツを選ぼう

転職活動や転職でスーツを新調する際は、業種や会社の雰囲気、職種などを考慮する必要があります。
例えば、これまでにアパレル業界で働いていた人が、そのままの選び方で金融などの堅い業種に入ってしまうと、失敗する危険性は高いでしょう。このように、以前よりも堅いことが予想される職場に入ることになった場合は、特に注意が必要になります。
もちろん、逆の場合もあり得ます。接客など、ファッション性が求められる業界で、リクルートスーツのような無難な格好では、逆に浮いてしまう場合もあるからです。地味であれば失敗しない、という考えは捨てるようにしましょう。

新しい職場にぴったりなスーツを選ぶ最も確実な方法は、実際にその職場で働いている人の服装を確認することです。面接の際に顔を合わせる人事担当だけではなく、一緒に働くことになる部署の人と会う機会を作れるとベストでしょう。ネクタイやシャツの色や柄など、できる限り細かくみておくと安心です。それが難しい場合は、入社が決まった際に採用担当者に口頭で確認しておきましょう。入社時の季節に応じて、クールビズやウォームビズの有無も確認しておくと安心です。

自分に期待される役割に応じたスーツを選ぼう

入社後にどのようなポジションで働くのかある程度わかっている場合は、それに応じたスーツ選びを行なっていきましょう。
例えば、以前は内勤が多かった人が営業職に転身することになった場合、スーツにもある程度のファッション性が求められるかもしれません。自信を持ってお客様を対応できるスーツを選びましょう。ハードな外回りなら、動きやすさも重視してスーツを選んでいくと良いでしょう。あるいは、ある程度キャリアがあり、管理職として入社する場合は、服装によって風格をアピールすることもできます。今までよりワンランク上のスーツに挑戦してみるのも良いでしょう。

これは、転職活動の際もできる限り意識してみましょう。つまり、自分の応募するポジションに期待される服装をイメージし、その中でも無難なものを選べば失敗することは少なく、採用担当者があなたの働く姿を想像する助けにもなります。

いきなり買いすぎず、少しずつ揃えて行こう

転職活動開始時や、入社時にスーツを買いすぎてしまうと、選び方に問題があった際に軌道修正が難しくなります。まずは自分の思うベストなスーツを数パターン用意しておき、元々持っていたスーツや小物類も着こなしによっては使い続けられるかもしれないので、取っておきます。
会社の雰囲気が分かってきて、失敗のリスクが少なくなったところで買い足します。少ない着数で着回していると劣化が早いので、ここはある程度投資していきましょう。

転職活動で使っていたスーツは、ハードな移動をこなしてきて傷んでいるかもしれません。そこまで高級なものではなかった場合、無理に使いまわそうとせず、入社時には潔く新調するようにしましょう。安めのスーツや少し傷んだスーツも、悪天候時など何かの機会に使うことがあるかもしれません。基本的には捨てずに取っておきましょう。

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