ビール④

今回はビールと発泡酒の違いについて調べてみたいと思います。
なにかとみんな生ビールが好きで発泡酒は嫌いと言う人が多いですが、具体的に生ビールと発泡酒の違いが分かる人って少ないのではないかと思います。

世界的に「ビール」とは、麦芽・ホップ・水に酵母を加えて発酵させたものです。さらに、ビールの味を調整したり、香味に特徴を出すために、副原料が使用されることもあります。この原料こそ、ビールの定義が決まる重要なポイントとなります。

「ビール」と「発泡酒」の違いは、麦芽比率と副原料の内容・使用量にあります。

ビールの定義は
・麦芽比率50%以上であること
・副原料の重量の合計が使用麦芽の重量の5%以内であること

発泡酒の定義は
ビールと同じ原材料を発酵させたもので、
・麦芽比率50%未満のもの
・麦芽比率50%以上でも規定量を超えて副原料を使用したもの
・麦芽比率50%以上でもビールに使える原料以外の原料を使用したもの
これらが「発泡酒」です。但し、蒸留酒等を原料に含むものを除きます。

つまり「ビール」と「発泡酒」の違いは、麦芽比率と副原料の内容とその使用量にあることなんですね。