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遅ればせながら鋼の錬金術師 20周年おめでとうございます

この漫画は「哲学書でもある」と誰もが言う。
個性豊かな各キャラクターのバックボーンだけでなく、それぞれの国や民族、そこから生まれる宗教・政治・倫理観の設定の緻密さ。

争いと対話、戦争とは?人間とは?そして真理とは?
葛藤し苦しみ、自己を模索するキャラクターたちを見ているとこちらも問いかけられているかのよう。

キャラクターそれぞれは敵ですら感情移入してしまうほど魅力的で、小気味よいコメディーシーンには「ギャグセン高いなぁ〜」と感嘆し、冒頭の衝撃〜最終話まで壮大なストーリーは全て伏線回収され、ここまでパーフェクトな作品はあまりお目にかかることはない。

この作品に出会い"ファンタジー作品"への苦手意識が覆されたし、連載終了から10年近く経った今もなお世界中で人気が冷めやらないのも納得。

日本が世界に誇る傑作の1つであることは間違いない!まだ未読という方は、この機会に是非に。

「鋼の錬金術師」に出会えたことに感謝!
20周年心よりおめでとうございます^ ^

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