勿体ない、地図無しの「NHKのパリオリンピック開会式」報道
テレビでNHKのパリオリンピックの開会式を見た。見ていてとても勿体ないというか、残念と思うことが一つあった。
それは、NHKの男女ペアのアナウンサーが、船で順次入場してくる国名を音声で紹介し、地球上の何処にあるかを言葉で言っているのだが、何故、地球儀のイラストや、地図を画像が入っていなので、何処にあるかよく分からない事だった。
テレビの最大の持ち味は、画像で視聴者に見せることであろう。船で入場する選手、そして国旗は映し出される。手話通訳の方が画面の右側で、手話で伝えている。でも、地球上の何処にあるかの地図は無い。
みなさんは、リヒテンシュタイン、アルバ、エストニア、ガボン、セネガル・・・と言葉だけで説明されて、すぐわかりますか?
例えば、リヒテンシュタインはスイスとオーストリアに挟まれた国で、日本の小豆島ほどの大きさで、人口は約4万人、 アルジェリアはアフリカで最大の国で、地中海に面し・・・と言われても、なかなかピンとはこない。でもそこに地図が加われば、すぐわかる。
オリンピックは、世界の約200か国を知る絶好の機会である。それを報道するために、TVの最大の持ち味を何故生かさなかったのだろう??
勿体なくもあり、残念にも思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?