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ZOZO法務部がコーポレート領域でも中途採用を行っている話

【2022年5月、コーポレートチーム募集はクローズしました。引き続き事業法務チームは中途採用を探しています】

株式会社ZOZO(ZOZOTOWN)法務部長の采木(うねき)です(画像はSlackアプリ「ほうむくん」です)。

ZOZO法務部では、コーポレート領域でも中途採用を始めました(リンク)。

一言でいうと

①時価総額1兆円超、②変化に柔軟でロジックで動く会社、③ファッション × Eコマースという(SDGs目線でも)今アツい業界で、コーポレートガバナンスを実践(トライ&エラー)できます。

かなりおススメのポジションです。

ZOZOのコーポレート法務セクションについて

ZOZOのコーポレート法務は、経営層の意思決定のサポートとその実行を主な役割としています。

中心業務は重要会議体の運営と株式周りです。具体的には以下の業務を行っています。

1. コーポレートガバナンスコードに基づく取締役会の運営
2. 株式実務、株主との関係構築や株主総会の運営
3. 取締役の指名・報酬を議論する指名報酬委員会の運営

法令やガイドラインといったルール・基準をベースに、理想のイメージと、ZOZOであるべき姿、及び実務への落とし込みを考え、法務部や事務局として大小様々な打ち手を打って行きます。

半年先や1年先を見据えて動く必要があり、計画的な働き方や布石の打ち方も身に付きます。また役員に直接説明をし、議論する機会も多いので、学びも多く、良い経験を積むことができます。
(IR・広報・インサイダー管理は別部署が行っています)

もう少し詳しく

ZOZOは、実は10年以上前から上場しています(2007年マザーズ上場、2012年に東証1部上場)。いわゆる上場オーナー企業状態が長く続いていましたが、2019年にZホールディングス(当時のヤフージャパン)からTOBを受け、上場子会社となりました。

現在の代表取締役の澤田は内部昇格者です。取締役はZホールディングスから2名派遣され(川邊・小澤)、社外取締役は3名おり、取締役会には良い緊張感があります。ガバナンス面では、後継者育成・幹部育成など今風の課題が次のテーマです。

事業面では、ファッションEコマースという主力事業の継続的な成長が基本戦略です。加えて国内では関連事業の開発・拡大(商材拡張、売り場拡張、買うこと以外への拡張)、海外事業としては中国事業の成功と、海外への計測(ZOZOSUITなど)ライセンスを行おうとしています。コーポレート観点では、SDGsをファッション業界でいかに実践するか、が直近のテーマです。

現在のZOZOの取締役陣ですが、過度に細かい・難しい人はいないと思います。率直にいって、ロジカルかつ合理的(実益のある議論は真剣に取り組むし、答えも早い)です。合理性が全てのベースなので、「可能性がある」「おそれがある」からコンサバ寄りに全振りしましょう、という議論は中々通りません。その法的議論はZOZOのコーポレートに落とし込むとどういう話になるか?を常に考えるため、質の高い法務業務ができているなーと思います(ちなみに、役員皆さんの従業員への態度は常に優しく、丁寧です。ただし頭の回転と議論は早いです)。

ZOZO全体の社風は(服装・髪型が自由なのでぱっと見イケイケ感があるかもしれませんが、)穏やかで利他的です。採用にあたり「ZOZOっぽい」ことは必須だと思います。説明し難い概念ですが、「ZOZOっぽくない」は例えば以下です:

- 困っている人がいても自分のやりたいことが優先
- とにかく勝ちたい、弱みを見せることは負けだと感じる
- 誰よりも長く、遅くまで働く

今回中途採用をオープンした理由

今回、コーポレート法務を強化しようと考えています。他の上場企業(時価総額1兆円程度)だとどうでしょうか、例えば法務5年目くらいだと資料準備や議事録作成が主でしょうか。ZOZOの場合は主力の一員となることを期待しています。ガバナンスの課題発見、実行するための企画立案、役員への説明、他部署の巻き込み・協力など、一連の仕事を自ら回したい、経験したいという方には最適だと思います(大切なメンバーなので無理強いはさせませんが、チャンスは沢山あります)。

業務面では即戦力、マネジメント直前のポジション(1年ぐらいかけて会社のことを学び、上がって行く)をイメージしています。

ZOZO法務部についてもう少し詳しく

海外事業は、一時期より多くはないですが英語圏と中華圏に子会社があるので、英語・中国語を使いたい方には、海外子会社管理を実践できる良い環境です。(他部署をリードして親子間の連携強化を図りたいのですが、リソース不足で道半ばになっているのが現状です)。

上司は、私(法律事務所で10年、ZOZOで3年)と、Zホールディングスから出向いただいている方の2名、いずれも40台前半です。手も頭も動く(と思っています)年代ですが、今のうちに次の世代に活躍・成長してもらい、すぐに中核になってもらおうと思っています。

ZOZO法務部の部員は、良い人が揃っています。向上心はありますが、出し抜く・足を引っ張るといった発想はありません。ZOZOでは今の職場に満足できなければ自ら手を挙げて異動希望も出せるので、結果的に、法務の仕事が好き、法務の環境が働きやすい、というメンバーが揃っています。

まとめ

大事なことなのでもう一度言います。

今回募集しているZOZO法務部コーポレート領域のポジション(リンク)では、①時価総額1兆円超、②変化に柔軟でロジックで動く会社、③ファッション × Eコマースという今アツい業界でコーポレートガバナンスを実践(トライ&エラー)できます。

かなりおススメのポジションですので、関心がある方は是非、前向きにご検討下さい!

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