【FX】異常な円安・ドル円との向き合い方とブレイクアウト手法について

ご無沙汰しております。かなり久しぶりの投稿になります。

元々気まぐれでnoteを書いていたということもあって前回の投稿から数カ月ほど空いてしまいましたが、その間にも書いた記事を見てもらった方がフォローしてくださって、ありがたいことにフォロワー数は増え続けていました。

元々FXというもの自体、ファンダメンタルズを除けば流行り廃りに左右されるようなものではないということもありますからね。

そして、それこそがFXに取り組むことの「旨み」の1つでもあります。

ただ、noteのコンテンツは投稿してはいなかったとはいえトレード自体は当然自ら実践しておりました。

過去に例のない異常な円安との向き合い方

ここ最近の相場を見て思うことは、まずは何と言っても記録的な円安が続く異常事態とどう向き合うべきかということですね。

日銀の為替介入と思わしき値動きもありましたが、その甲斐もむなしく160円すら軽々突破してしまいました。

一次的に161円すら更新して、そこまでの円安というのは37年ぶりのことらしいですね。

私自身のトレードスタイルとして

「ファンダメンタルズは取り入れない」
「テクニカル分析のみに則ってトレード」

というものがあるのでこの異常な円安について具体的なトレードプランに取り入れるということは基本的にありません。

ドル円で言うなら「上昇トレンドに沿った押し目買い」がセオリーということではあるのですが、注意するべきなのは

・テクニカル分析は過去の統計に基づく確率論

であるということです。

異常な円安という現在の状況自体が過去にほとんど例がないものですから、それまでのテクニカル分析の根拠そのものが揺らいでいる可能性があるわけです。

実際、37年ぶりの円安というのは日本でFXが解禁された1998年よりも遥かに前の基準ですからMT4を使っているとどんなに過去を溯っても完全に最高値を突破しているような状況ですよね。

この異常事態がすでに「過去の統計に基づく確率論」が通用しない状況ということです。

テクニカル分析自体の前提が覆っている可能性があるということと、いつ日銀の為替介入があのるか分からない爆弾を抱えている状況でなかなか強気に手を出すことが出来ません。

とはいえ条件が整えばドル円でもエントリーはしているのですが、基本的にポジションの保有時間は短めにして文字通りのデイトレードで済ませてリスク回避をしています。

以前2023年の10月にドル円が150円台に差し掛かった際に為替介入があった際は日本時間23時の東京市場が休場している時間帯でしたが、恐らく東京市場が開場している時にはむしろ介入はせず日本時間の深夜にされる可能性が高いと思っています。

それを考えると

「深夜ですぐ伸びる可能性は低いけど形が良いから今のうちにエントリーして寝てる間に伸びてもらおう」

みたいな宵越しのロングポジションを保有することが怖くてできなくなっています。

それでもドル円で普通にトレードが出来ているというのはテクニカル分析重視のデイトレードというスタイルの強みですね。

1つ思ったことは、これだけ大きなトレンドが出ていると私が手法の1つとして公開している

「水平線を引いてブレイクアウト失敗で逆張り」

というエントリーの機会がほとんどなく、むしろ

「ブレイクアウト乗っかり」

でないとエントリーチャンスを逃すことが多かったように思えます。

この手法は初心者が一番最初にやりがちで、結局それで勝てなくて他の方法に移行するというのが定番の流れに思えますが、ここ最近の相場ではそうも言ってられない状況が続いていました。

こういった強いトレンドが出ている局面では「押し目買いor戻り売り」がセオリーなのですが、それすらも出来ずにズンズン伸びていってしまうことが多かったですね。

それでいて常に為替介入のリスクと隣り合わせなわけです。

そこで一つ考えたのが

「ブレイクアウト手法を具体的にルール化した手法を作る」

ということです。

私の手法を買ってくれた方というのは

①押し目買い・戻り売り
②ブレイク失敗の逆張り
③ダブルトップ・ダブルボトム

の3点セットをまとめて買ってくれた方も多いのですが、中には②ブレイク失敗逆張りを単体で買われている方もいます。

(3つの手法の具体的な戦略についてはこちらで公開しています)

恐らくそういった方にとっては

「全然逆張りのチャンスがないじゃないか!」

と憤りを感じていたかもしれない、という懸念がここ最近の相場で私自身の中にあったんですよね。

まあ、別にドル円にこだわらずともユーロドルやポンドドルなどのドルストレードのペアをやっていれば日銀の為替介入による円乱高下には付き合わなくて済みますから、極論ドル円そのものを一切触らないという選択肢もあります。

実際、私はそのリスクからここ最近のトレードはユーロドルかポンドドルが8割~9割で、ドル円に手を出すことはほとんどなくなりました。

むしろ大きな介入がもう一度来てくれればドル円も安心して手が出せるのですが・・・

これ以上、円安が進行してくようであればブレイクアウト手法のルール化も検討していこうと思います。

ただ、どうも私のトレードルールを資料にしたものを無断でヤフーオークションにて転売している人間がいるようでその点について少し懸念があります。

別に自分の知らないところで勝手に儲ける分には構わないのですが、URLに私のココナラのページを掲載しており苦情や文句が私のところに直接来てしまいそうなところです。

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