小池都政 虚像と実像~第1部 都職員アンケート(6)【都政新報2020年1月24日号】

知事選/都政の安定、職員は切望

スクリーンショット (1121)

 都職員アンケートでは、小池都政と歴代都政との比較や再選出馬の是非、知事にふさわしい人物像について考え方を聞いた。
 歴代の知事の中で、平成以降で「都知事にふさわしい」と思う順番を付けてもらったところ、1位が最多だったのは鈴木俊一氏。実務型の行政手腕などが評価を集め、60・1%が1位を付けた。2位も20・2%に上り、揺るがない評価となった。本庁課長代理級(40代)は「自治体運営のベースは堅実・安定で、目的は住民の生命・安全を確保し、福祉の向上を図ること。それにふさわしい能力・人格を有する人は鈴木知事だけではないか」と言う。

ここから先は

1,889字
この記事のみ ¥ 100