第1回:自己紹介として『食品添加物とは』
【自己紹介】
はじめまして、塔里大也(とうさと・だいや)と申します。
食品健康コンサルタントです、と名乗りたいところですが、この分野ではまだ収益を上げていないので、目指せ食品健康コンサルタントといったところでしょうか。
【キャリア】
私はこれまで、食品関連の会社3社に勤めてきました。その内訳は、食品製造会社2社で主に食品の製造現場に従事し、食品開発会社1社で食品の開発業務に携わってきました。その経験から、世の中にどうしても伝えておきたいことがあり、このnoteという場を使うことにいたしました。
長くnoteという場を使いたいため、さまざまな角度から話していこうと思っています。新たな情報を得れば、それらも新たな話として公開していきたいと思っています。末長くたくさんの人とお付き合いできることを祈っています。そして、多くの人とともに有益な情報を共有できることが私の最大の目的になります。
【食品添加物とは?】
食品製造会社の仕事は、特定の食べ物を作るための会社であり、一般の人でも想像し易く分かりやすいと思います。しかし食品開発会社の仕事とは想像しにくいのではないでしょうか。その会社の仕事は、食品の新素材を見つけ出し、それらを配合させた食品を開発することでありました。「新素材の開発業務です」と言ってしまえばかっこいいですが、新素材のほとんどは食品添加物であり、言い方を変えれば、食品添加物を売る仕事ということになります。
そこでよく聞かれるのが、「食品添加物って体に良いのですか、悪いのですか」という質問です。
その質問を受けると私は、「薬って体に良いのですか、悪いのですか」と逆に質問するようにしています。
人によって様々な答えが出てくると思います。体に必要で薬は服用するものだから、大多数は「体に良い」と答えるかもしれません。でも薬を間違った方法で服用してしまえば、「体に悪い」とも言えるかもしれません。例えば、睡眠薬は体の機能を助けるものではあるが、多量に服用すれば、死に至ることも知られています。
私は食品添加物も薬のようなものだと思っています。ある側面から見れば、「体に良い」し、別の側面から見れば「体に悪い」ものです。
さらに私は食品添加物だけでなく、食品自体がどんどん薬の性質に寄ってきていると感じています。
なぜそんなことになってしまっているのでしょうか。
その理由は、食品の工業製品化であると思っています。
次回は食品の工業製品化とはどういうことなのかについて話していきたいと考えています。
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