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自然界と人間の関係

天理教の教えというのは、
天理教を信仰している人だけの教えではありません。

この世のすべてのものと人間を創られた神様ですから、
天理教を信仰をする人たちだけ救けるとか、
別の宗教を信仰している人は救けないとか、
そのような神様、信仰ではありません。

この世を照らされるお月様や太陽のように、
すべての人間を余すことなくたすける神様なのです。


親神様は、この世と人間を同じ理によって創造された”元の神様”、
そして今もなお、
人間の身体や自然の働きを、休みなく守護して下さっている”実の神様”で、
人間生活に必要なすべての恵みを守護下されています。

この世に存在するもの、
森羅万象を守護してくださっている親神様のお働きは、
地震、台風、大雨、津波などの自然現象や、
植物が種から発芽し、根と枝葉が成長して、開花や、実りとなっていく過程や循環を通して自然世界に現れてくるものは、
人間の成長も病気も起こってくることも、すべて自然と同じなんだと、
多くの学びを目で見せて教えてくださっています。

その天然自然の理を略して「天理」となり、
天理教の名の由来となったそうです。

親神様の御守護は、
常に世界と身の内は「二つ一つ」の関係にあります。

自然界での恵みとは、
代表的には、火(太陽)・水(海、川、雨)・風(空気)の
三つの働きです。

太陽の暖かさ、海、川、雨などの水気、空気や風、
この三つの神様のお働き、どれひとつ欠けても、
私達人間をはじめ、この世すべての生き物、植物は生きていけません。

人間もこの自然と同じ理で造り、ご守護下さっている証拠として、
人間の身体の中も、
火(体温)・水(体内の水分、うるおい)・風(呼吸・息)のご守護をもって休むことなく働いて下さっています。

火、水、風、この三つの神様の働きが無くなった時、
人間は出直し(死ぬこと)となります。

このように、親神様のご守護は日夜私たちの身体の中を巡り、
大切な働きをして下さっているからこそ生かしていただけるのです。


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