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EPUBで電子書籍化し、アマゾンでKindleセルフ出版するまで

一昨日、「『不動産情報デジタル化の作法』として電子書籍化しました」ということで、いままで書いてきたものを電子書籍(EPUB)にまとめたのですが、ついでにそれを「アマゾンに登録してキンドルでも読めるようにしてみる」というのもやったので、EPUB化と登録でやった事と経緯を残しておきたいと思います。


EPUB化

EPUB化する方法はと言えば、LibreOffice、というオープンソースでフリー(自由で無料)のOffice互換ソフトウェアで、WriterというマイクロソフトのWordに相当するのがありますが、このWriterに記事をコピペしてファイルをEPUBとしてエクスポートするだけです。(Googleドキュメントを使うという方法もありますが試していません)

LibreOfficeのWriterからEPUBでエクスポート

*自分は基本Linuxで、Windowsと行ったり来たり、たまにMac、という環境なのでLibreOfficeは重宝しています。

凝ったことをしたい場合は、Sigilといったオープンソースでフリー(自由で無料)の編集ソフトが便利そうですが、EPUBの中身はしょせん単なるXHTMLなので、拡張子をZipに変更して中身を開いて直接ガシガシXHTMLを書けば良いという・・・のは私だけですかw

一番良いのは、noteが公式にエクスポート機能を実装し、その中でEPUB形式を選択できるようになることなんですけども。(Livedoorブログのように

EPUBの表示を確認する

iPhoneやiPadではデフォルトのiBooksのアプリで開けます。Windowsでは、Thorium ReaderというStoreアプリが良さげです。

Thorium ReaderでPUBの表示を確認

Sigilを使ってEPUB編集

Sigilを使ってEPUB編集

結局、Sigilを使って色々と体裁を整えることになりました。Sigil、とても良いです。

しかし今どきXHTMLやCSSをチマチマいじることになるとは・・・自分は20数年前にがっつりやっていたのでタグの手打ちにも慣れていますが、とっても「だるい」ことにはかわりありません。

Kindleでも読めるようにしたい

どうせなら、Kindleでも読めるようにしたいな、と思ったので、勢いでやってみました。

基本は作ったEPUBを登録するだけなのですが、色々な情報を入力させられたり、アマゾンのKindle向けにカバー画像を作ったりするのが面倒でありました。

無料にしたかったのですが、最低99円からじゃないとイカン、と怒られたので、99円にしています。どのみち、ほとんどアマゾンに持っていかれます。

著者名は適当なでっち上げです(ハンドル名も一緒に突っ込んでますが)。カバー画像も数分ででっち上げたもの。

すべては単なるノリ、であります。とりあえずやってみて初めて分かることがありますからね。質などを期待してはいけませんw

そのうち公開されるのではないでしょうか。

追記:レビューが始まってからものの一、二時間で公開されました。思ったより早かったです。


ペーパーバック版は挫折・・ではなくチェレンジ

アマゾンではKindle版とは別に、ペーパーバック版というのもあるようですね。

オンデマンドで印刷して製本してくれる、みたいな。自分より上の世代はデジタルモノに弱い人が多いから、送りつけるのには良いかな、と思ったのですが・・・。

これ、改めてPDFで色々とカッチリと作らなくてはならないようで・・・。昔少しかじったDTP(Desktop publishing)まんまです。いやこれはとっても面倒で大変そうだ。

note上の記事とEPUB版とPDF版、なんてそれぞれフォーク(分岐)してたらメンテしきれません。1箇所直すだけで3回も同じ作業をしなければならなくなる。

・・・ということで、挫折。 ではなく、意地というか、どうせなら、という事でやってみました。Inkscape(久しぶりに使った)で表紙をデザインしました。あと、付録は省いて手間を省略しました。気が向いたら記事にするかも知れません。

どうせならEPUBから自動で変換してよ〜。

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