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記事抜粋114

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さて、宇沢弘文の「社会的共通資本」(岩波新書)によれば、ゆたかな社会の定義とはこのようなものだ:

  1. ゆたかな社会とは、

  2. すべての人々が、

  3. その先天的、後天的資質と能力とを充分に生かし、

  4. それぞれのもっている夢とアスピレーションが最大限に実現できるような仕事にたずさわり、

  5. それぞれの私的、社会的貢献に相応しい所得を得て、

  6. 幸福で、

  7. 安定的な家庭を営み、

  8. できるだけ多様な社会的接触をもち、

  9. 文化的水準の高い一生をおくることができるような社会である。

おいおい、クソCULT JAPANは全項目否定かよ・・・。

  1. なんだこれは? 経団連という組織の深い闇と偽善…財政再建を口実に“消費増税”を主張する「詐欺」まがいを許してはいけない(藤井 聡) | 現代ビジネス | 講談社(3/5) (gendai.media)

  2. なんだこれは? 税金が驚くほどムダに…大震災から9年、「復興予算流用問題」を問う(福場 ひとみ) | 現代ビジネス | 講談社(1/6) (gendai.media)


社会的共通資本の「そもそも論」から考えましょう。

宇沢弘文の「社会的共通資本」(岩波新書)によれば、

  1. 社会的共通資本はいいかえれば、分権的市場経済制度が円滑に機能し、実質的所得分配が安定的となるような制度的諸条件であるといってもよい。

  2. それは、アメリカの生んだ偉大な経済学者ソースティン・ヴェブレンが唱えた制度主義の考え方を具体的な形に表現したものである。

  3. ヴェブレンの制度主義の思想的根拠は、これもまたアメリカの生んだ偉大な哲学者ジョン・デューイのリベラリズムの思想にある。

  4. したがって、社会的共通資本は決して国家の統治機構の一部として官僚的に管理されたり、また利潤追求の対象として市場的な条件によって左右されてはならない。


LinkedInに書かんことを時々noteに書くようにしているがここでやりましょうか。

  1. 米国ではTeslaの次の二匹目のどじょう狙いで新興BEVベンチャーが続々出てきたんだが、どれも新規公開株として馬鹿らしいほどのいい値段が付いた。

  2. ただ・・・株式の市場の恐ろしいところは、①それが人気投票の結果の予想であり、②投票するのが大半馬鹿であり、③馬鹿には想定外の馬鹿がけっこうな頻度で出現することであり、④「馬鹿のカリスマ」とか「カリスマの馬鹿」が結構な頻度で出現することである。

[1] EV、次に来るのは「電池小型化」の波 (msn.com)

  1. 電気自動車(EV)は高価で、しかも「航続距離不安」がある。遠くまで走れないのではないか、稼働中の充電器が見つからないのではないか、という懸念を購入希望者は抱く。今年のEV販売台数は伸び悩んでいる。現在搭載する電池は、乗客を平均約200~400マイル(約320~640キロメートル)しか運べない。

  2. 拘束距離要求に応えようとしたから今のシェア10%につながったのだと思う。言いたいことは有るが肯定的に評価。

  3. だがEV購入者を増やす秘策の一つが、実は「航続距離を減らす」ことだったらどうか。

  4. 前からそう言われとんねん・・・。

  5. 自動車メーカーはこれまで航続距離の長い大型車載電池を開発することで、航続距離の不安を解消しようとしてきた。だがそうした電池は充電時間が長く、重量があるうえ、製造コストが高い。

  6. 中国はu-BEV、軽BEVつくっとる、既にな。

  7. 米新興EV企業ルーシッド・グループのピーター・ローリンソン最高経営責任者(CEO)は、1回の充電で500マイル以上走行できるEVを販売している。高級セダン型EV「ルーシッド・エア」は価格が約7万5000ドル(約1090万円)からだ。米環境保護局(EPA)によると、米国で入手可能なEVの中で最も航続距離が長い。一方で、同社は効率性の高いモーターの開発にも取り組んでいる。1キロワット時当たりの走行距離がより長くなるようなモーターだ。それが実用化されれば、車載電池はより小型になり、EVが手頃な価格になるのに役立つだろう。

  8. まあ、出てきても無いもん評価しようも無いが。

  9. 高速充電できる小型電池と、優れた充電インフラが実現すれば、将来はEVの航続距離が150マイル程度で済むかもしれない、とローリンソン氏は考えている。

  10. だからー、前からそう言うとんねん!

  11. 硫化物全固体電池のメリットはそこや!言うとんねん:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  12. 電解液でもある程度できるで!言うとんねん:Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  13. ほんま、トロいの・・・。

  14. まあ、わかっただけ、ええわ。

  15. 現在、米国ではEVが自動車市場の9%程度にとどまる。

  16. 上出来だ。今の路線では大体そんなもんだろうと知識の有る人たちは予想していた。

  17. 今後数年で30%に到達するためには、どのようにEVを変えるべきか?現時点でEVは同等のガソリン車よりも割高だ。EV製造の基本的コストに取り組む必要がある。そのためには製造コストの最も高価な項目、すなわちバッテリーパックが焦点になる。バッテリーパックは2万ドルを優に超えることがある。しかも、それは自動車メーカーにとっての金額で、顧客が支払う金額ではない。全てのEVが同じというわけではない、とあなたは言う。どういう意味か?ガソリン車は環境にあまり良くない、EVは環境にかなり良いものだ、という共通認識がある。だがEVにも電子をむさぼるものがある。排出量ゼロだからといって、全てのEVが等しく良いわけではない。私が重視するのはまさに効率性だ。つまり、所定のエネルギー量に対してEVがどれだけ遠くまで走れるか、すなわち1キロワット時当たりの効率性だ。EVを購入しない理由の一つに、航続距離の不安を挙げているアンケートの回答が多い。

  18. 米国の田舎のほうに住む人のライフスタイルってもんも有ってな、仕方ないと思うよ、今のところ。

  19. HEV買えば(笑)。

  20. もしEVの効率性に誰もが注目したら、未来はどうなるのだろう?真に成熟した、強固で信頼性の高いインフラが整備された世界では、航続距離を電池という形で車内に積み込む必要性は低下する。今から5、6年後、EVが150マイル以上の航続距離を必要としなくなる未来が見える。一晩で150マイル分をフル充電し、家を出る。オフィスに到着後、そこでプラグを差し込めばよい。それは未来のクルマにつながる。もし1キロワット時当たり6マイル走れるとしたら、150を6で割ってみてほしい。素晴らしいではないか。現在のバッテリーパックの一部に比べて4分の1の大きさで済むのだから。現在の「ルーシッド・エア」のパックであれば、重さは約660キロだ。それを4分の1にすると、大幅に軽量化される。約150キロの小さな物体ならば、フロントシートの下に十分収まるだろう。実現すれば、そのこと自体が車の効率性を高め、本当の意味で手頃なEVにつながるだろう。 バッテリー小型化構想を実現するのに何が必要か? 私はエンジニアリング技術の競争だと考えている。それは小型化した電池でより遠くまで行くために必要なことだ。私はそれが商業やビジネスの役割だと思う。

  21. 具体策無かった(笑)。ホント、アメリカの新興BEV企業って・・・。役に立ったのTeslaだけだからな、今までに。

  22. 一方、インフラについては、政府や政策の助けが少しは必要になる。

  23. Teslaは自前で充電器設置したわ。お前もやれや。

  24. 政策立案者が手厚い支援策を講じるべきだと私は思う。もしガレージ付きの家が持てない人々に税金が投じられるならば、それは素晴らしいことだ。建物の外に駐車場があるマンションや集合住宅に住む人が一体どれだけいるのか。夜間充電施設は非常に重要だと思う。

  25. 米国政府は金を出すだろう。で、お前は何すんねん?ま、お手並み拝見だわ。

LinkedInに書かんことを時々noteに書くようにしているがここでやりましょうか。

  1. EU官僚はあーだこーだと制度をいじりまくるんだが・・・。

  2. ビジネスにとって「セットアップの時間」をいたずらに増やしている感が有る。

  3. 非効率だ。

  4. 馬鹿な事務方が張り切るとろくなことは無いという見本のようでもある。

[2] リチウムイオン電池用難燃素材 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

  1. 第一工業製薬はリチウムイオン電池を燃えにくくする新素材を開発したと発表した。難燃性の発泡ウレタン樹脂で、電池のセルの間に充填して使う。一部のセルが損傷して発火した場合にほかのセルに燃え広がるのを防ぐ。

  2. 京都の会社でポリウレタンとかは昔からやってんだが・・・従来技術に比してどれぐらい優れているのか、何をしたのかは不明。

  3. 日本の車載用電池は火を噴いたことは無いが(いや、ほんとに頭下がりますよ・・・。ユーザーの自動車メーカーが適切なBMSやってるってのが大きいが。)、韓国製はしょっちゅう火を噴いているし、韓国製よりは安全だが中国製もちょくちょく火を噴いている。どちらかと言えば中韓メーカー向けに広告すべきかと思う。

  4. あと、「セル間に充填」ってとこだが、中国にもそんな作り方しているのがいるんだが、「リサイクルできん!/しにくい!」ようなやりかたはやめてね。冷蔵庫の断熱材じゃないんだから(笑)。


一般的には・・・:ポリウレタンフォームは難燃化できますか。|日本ウレタン工業協会 (urethane-jp.org)

  1. 硬質ポリウレタンフォームは、リン酸エステル系難燃剤を増やしたり、イソシアネート指数を大きくすることで難燃化(燃え難くすること)ができますが、有機物である限り不燃化には至りません。ポリウレタンフォームの難燃化は、火災の初期段階で火災の拡大を遅らせて.手のつけられない火災状態になる前に人が避難できる時間を増やすことを目指しています。

問題も有って・・・:難分解性有機リン系難燃可塑剤の微生物分解代謝と無害化 含塩素有機リン系難燃可塑剤による環境汚染の浄化に向けて

  1. 近年,プラスチックによる環境汚染が国際的に大きな問題となっているが,プラスチックに含まれる有機リン系難燃可塑剤による環境汚染も問題となっている.なかでも,塩素を含むリン酸トリス(2- クロロエチル)(TCEP)やリン酸トリス(1,3- ジクロロ -2- プロピル)(TDCPP)は,物理化学的に安定であり,神経毒性や発ガン性などの毒性を有する可能性が報告されたことから,ヒトを含む生態系への悪影響が懸念されている.

  2. 有機リン系化合物の多くはリン酸エステルやリン酸チオエステル構造を有しており,農薬,化学兵器,難燃剤や可塑剤などさまざまな用途で用いられている(1) (図1).有機リン系難燃可塑剤は,主にリン酸トリエステル化合物であり,塩素などのハロゲンを含むものと含まないものに大きく分けることができる.主な含塩素有機リン系難燃可塑剤にはTCEPやTDCPPがあり,主に家具,住宅や自動車などにおいて緩衝材や断熱材として用いられているポリウレタン樹脂に添加されている(2).

  3. 有機リン系の難燃剤の場合は,火にさらされるとリン酸,メタリン酸やポリリン酸などに分解して不揮発性の膜やチャーと呼ばれる不燃性の炭化層が形成されます.これら保護層が,熱,分解ガス(燃料)と酸素の供給を遮断するため燃えにくくなります.加えて,リン酸が燃焼反応を促進するOHラジカルを補足することも難燃化に寄与しています.

  4. 近年,これら含塩素有機リン系難燃可塑剤が,世界中の大気,河川や湖沼などのさまざまな環境中に検出されている(2).特に,埋立処分場の侵出水には高い濃度で検出されており,日本の埋立処分場の侵出水では,0.11‒87.4 µg/LのTCEPや0.2‒6.18 µg/LのTDCPPが検出されている(3).さらに,食品,魚類や鳥類など野生動物,ヒトの髪の毛,母乳や尿などからも検出されている(2, 4, 5).しかしTCEPは,発がん性,神経毒性と生殖毒性を有する可能性や水生生物に対する毒性も報告されている(6).また,TDCPPに関しても,発がん性と遺伝毒性を有する可能性や水生動物に対する毒性が報告されている(7).この様な状況から,これら含塩素有機リン系難燃可塑剤の環境汚染によるヒトを含む生態系への悪影響が懸念されている.

イソシアネートに関しては適当な資料が見つからなかったが、発熱速度は遅くなる、チャーを形成するという話は聞いたことが有る。

  • 俺はこういう「ケミケミした話」は基本的に「良きに計らえ」ってスタンスなので正直あまり触れたくないんだが。


[3] 中国製EVの台頭を阻止するのは何か―独メディア (msn.com)

  1. 中国もそろそろ生き残らせるメーカーを絞り込まなイカンわな・・・。

  2. 2023年12月11日、環球時報は「ドイツにおける中国製電気自動車(EV)の台頭を阻止するのは何か」と題したドイツメディアの報道を紹介する記事を掲載した。記事は、独経済誌「ヴィルトシャフトヴォッヘ」の8日付文章を引用。文章は、BYDをはじめ愛馳(AIC)や名爵(MG)、吉利汽車、蔚来(NIO)など、ドイツで中国EVブランドが雨後のたけのこのように続々と出現しており、多くの専門家が衝突性能の高さやデザインの美しさ、費用対効果の高さなどから中国車は将来有望だと考えていることを伝えた。

  3. ちょっとどうかな?って思う企業も有るが、基本的には俺もそう思うよ。

  4. 一方で、中国ブランドにはまだ重要な弱点があるとし、仏コンサル大手・キャップジェミニのピーター・フェンテル技術・イノベーション担当バイスプレジデントが「中国メーカーは非常に強力な製品を携えて欧州に進出してきているが、製品は成功の鍵の一つに過ぎない。同じくらい重要なのは販売とサービスだ」と語り、米コンサル企業のオリバー・ワイマンの専門家も「欧州市場に新規参入する企業は、優れたサービスネットワークを確立しなければならない。それを怠れば、ブランドにダメージを与えかねない。 サービスの欠如は中国ブランドの台頭に影響を与える可能性がある」と指摘したことを紹介している。また、独ifo経済研究所のベネディクト・マイヤー氏が「現在、欧州で足場を固めようとしている中国ブランドは20〜30ほどあり、ドイツの新車市場における中国ブランドのシェアは現在の約1%から2025年には3%に達する見込みだ。しかし、ドイツ市場に完全に参入するためには、メーカーは少なくとも100カ所の自動車修理・サービス拠点を必要とする。すべての中国の自動車メーカーが包括的なサービスネットワークを確立しているわけではない」との見方を示したことも伝えた。文章はさらに、もう一つのリスクとして専門家が「中国の多くのブランドは資金力が脆弱(ぜいじゃく)」という点を指摘し、現在欧州市場をターゲットにしている中国ブランドの半数は姿を消すとの予測を示すとともに、あるブランドが市場から撤退した場合、理論上は法律を遵守し、既存の顧客に部品を供給し続けなければならないものの、実際にオーナーは自動車部品、特にソフトウェアのアップデートが継続的に得られるか分からないというリスクを負うことになると論じたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)

  5. まあ、BYDや吉利汽車は大丈夫じゃないかな?


吉利汽車 - Wikipedia

  1. 創業者の李書福は中国共産党の習近平総書記が「吉利を支援せずしてどの企業を支援するのか」と述べるほど習近平とは浙江省党委書記だった時代から親しい間柄にあるとされている。

  2. ふふふ(笑)。

倒産続出〝EVバブル〟終焉の中国 販売わずか536台、給料支給できない企業も…メーカーに在庫の山、荒々しい淘汰の波(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース

  1. 中国で新興EVメーカーの破産が目立ち始めた2021年には、「バイトン(拜騰汽車)」が破産し、23年には「奇点汽車」が破産した。続けて、山東省濰坊市に本社を置くマイクロEVメーカー「雷丁汽車」が同年5月、地元の裁判所に破産を申請した。

  2. 「愛馳汽車」は従業員の給与を支給できなくなり、22年の販売はわずか536台だった。「拝騰汽車」「賽麟汽車」など新興自動車メーカーも市場から消えた。「威馬汽車」も経営困難となった。これらのメーカーでは給与支払いが止まった。

MG (自動車) - Wikipedia

  1. MG(エム・ジー)は、イギリスのスポーツカーのブランドである。一般的にはMGは元々、「モーリス・ガレージ」(Morris Garages)を略したものであるとされている[1]。現在は、中国の上海汽車グループ傘下で、タイ王国やインドなどの新興国市場ならびにオセアニア市場を開拓する役割を担っている。

[4] 歓迎!:米制裁緩和でベネズエラ産燃料油が突如流入、アジア市場揺るがす恐れ (msn.com)

  1. (ブルームバーグ): 米国が南米ベネズエラに対する制裁を緩和してから2カ月もたたないうちに、ベネズエラ産の燃料油を積んだ大型タンカーの一団がアジアに到着し、域内のエネルギー市場を揺るがす脅威となっている。 ブルームバーグの船舶追跡データなどによると、1隻で最大200万バレル運搬可能な大型原油タンカー(VLCC)3隻が、11月に東南アジアでベネズエラ産燃料油の積み降ろしを行った。 米政府が2019年にベネズエラに制裁を科した後、中国の独立系精製業者がベネズエラ産原油と燃料油の主な買い手だった。しかし、現在は制裁緩和を受け、インドを中心に関心が拡大している。船舶の動力源として使用される燃料油はベネズエラで精製されるが、一般的にはアジアでビチューメン(抽出性有機物)に加工されるか、低品質のディーゼル油の原料として使用される。 調査会社ボルテクサのアジア担当リードアナリスト、セリーナ・ホアン氏は、アジアに到着するベネズエラ産燃料油の量はまだ比較的少ないとし、「域内の燃料油価格を大きく動かす可能性は低い」と述べた。 ただ、トレーダーらによれば、ベネズエラが原油生産を増強する中、価格に敏感なインドや中国の買い手は、価格が低水準にとどまっている限り、ベネズエラから購入を増やす可能性がある。これらの買い手は、ウクライナ侵攻の初期にロシア産原油を積極的に購入した経緯がある。 東南アジアで荷下ろしされるベネズエラ産燃料油の多くは、最終的に中国に向かうだろうと、FGEのアジア精製・グローバル燃料油責任者、アイバン・マシューズ氏が指摘した。

  2. これにアルゼンチンのシェールオイルもいずれ加わるだろう。

[5] OPECプラス、原油暴落回避で5年は慎重な供給管理必要-ラピダン (msn.com)

  1. (ブルームバーグ): 石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は、原油価格の「メルトダウン」を避けるため、あと5年間は原油供給を慎重に管理する必要があると、米コンサルティング会社ラピダン・エナジー・グループが分析した。 ラピダンは最新のリポートで、世界の石油需要は少なくともあと10年はピークに達することはないとの見通しを示し、OPEC以外の国、特に米国からの供給はこれまでの予測を大幅に上回るペースで伸びていると指摘した。 元ホワイトハウス当局者のボブ・マクナリー氏が設立したラピダンは「原油価格の暴落を防ぐため、少なくとも今後数年間はOPECプラスが団結し、警戒を怠ることなく、効果的に供給管理を続ける必要がある」との見方を示した。

  2. 原油も新興国需要が増えているからな。まだまだ稼げる。

  3. WTI Crude, $68.92.

  4. 少し広めに、コロナ前の$60±10と見ておこう。

  5. ロシア産原油の価格を抑えなければならないという点も踏まえてターゲット価格を設定するんだな。

[5] 消費税増税を叫ぶ「日本の貧乏神」経団連・十倉会長「自社業績は一人負け」判断能力ゼロの声…日本にとって無能で有害な経団連会長 (msn.com)

  1. 経団連の十倉雅和会長は9月の記者会見で「若い世代が将来不安なく、安心して子どもを持つには全世代型の社会保障改革しかない。それには消費税などの増税から逃げてはいけない」と発言し大きな波紋を呼んだ。本当に消費増税しか道は残されていないのか、そもそも十倉会長とは何者なのか。元プレジデント編集長で作家の小倉健一が解説するーー。

  2. 化学大手4社で一人負けの住友化学 経団連会長である十倉雅和氏が会長を務める住友化学が絶不調だ。2023年4〜9月期の連結最終損益(国際会計基準)が760億円の最終赤字になった。従来予想である300億円の赤字から、さらに赤字が倍以上に増えたことになる。化学大手4社(三菱ケミカル、三井化学、旭化成、住友化学)の中で、赤字業績(通期最終損益見通し)は住友化学だけであり、現在一人負けの様相である。住友化学の業績の足を引っ張るのは、十倉会長が特に気合を入れて、事業を拡大してきた「ラービグ」である。住友化学が資本参加する石油化学プラント「ペトロ・ラービグ」は、ガソリンなどの石油製品のほか、ポリエチレンやポリプロピレンといった石化製品を製造してきた。約2兆円の総事業費を投じながらも、石化製品需要の低迷などで業績が悪化していた。

  3. 経営者としての判断能力がまったくなかったということに ラーグビを巡り<事業拡張に踏み切る判断をしたときの社長が米倉氏の後を継いだ十倉氏だ。2012年にアラムコと共同で総事業費が当初見込みで70億ドル、最終的には91億ドルにのぼった大幅な増強を決めて石化製品の生産能力を倍増させた。結果的にこの拡張が住友化学の業績へのラービグの影響を高め、足下のダメージを大きく広げている>(東洋経済オンライン・11月15日)という。市場関係者からは「住友化学のお荷物」と指摘されてきた。しかも、ラーグビは、石油事業であり、カーボンニュートラルが叫ばれる世界情勢に、真っ向からは向かうものである。十倉会長は、経団連会長として、カーボンニュートラルを口先では叫ぶものの、自分の会社では赤字を垂れ流してでも二酸化炭素を吐き出し続けている。十倉会長は、経団連の最近の会見(12月4日)で「わが国は、水素・アンモニアを活用した石炭(ガス)火力の脱炭素化に関わる技術をグローバル・サウスに移転することで、世界のカーボンニュートラルに貢献することができる」と述べているが、カーボンニュートラルのためにやめるべきはまず自社の事業ということだ。住友化学で社長の座を射止めるために、前社長の肝煎事業を拡大した可能性も否定できず、経営者としての判断能力がまったくなかったということになる。

  4. 住友化学のとっても貧乏神だった十倉。

  5. スモールガバメントを自社では求め、国には「大きさ政府路線」 サラリーマン社長と俗にいう、凡庸な人物がトップに立っていいことなどない。彼の会社人生は、とにかく上司のいうことを忠実に守り続けて、出世を果たしたようだ。PRESIDENT2017年3月6日号<組織改革で貫いた「不可有心」>において、十倉会長が40歳の頃を振り返る記事があった。1989年に当時の住友化学の社長が、「2001年に国際規模の総合化学会社になる」とした長期経営戦略を決定し、当時の十倉会長の上司が「本社の機能や権限が大きすぎる、スモールガバメント(小さな政府、転じて小さな本社の意)に改革しよう」と言い出したのを受けて、その改革案を策定したのだという。要するに、本社の機能や権限を小さくして、現場にもっと権限を与えようという改革だった。当時、十倉氏は「全く同感だ」と思ったと述べているが、冷静にこの構図を考えれば、言い出したのは社長、具体化したのは上司、十倉氏は指示に従ったに過ぎない。それが全社的な改革につながり、実行部隊であった十倉氏は出世の階段を登っていったのだ。海外赴任の際も、<日本から役員が出張してくる際には、日本的な土産をサンタクロースのように大きな袋に入れてきてもらい、ホテルで従業員全員が出る立食パーティーを開く>(PRESIDENT 2017年3月20日号)などと振り返っているから、十倉氏は仕事ができるというよりは、自己PRが上手なタイプなのであろう。あれだけ、スモールガバメントなどと言っておきながら、政府にはそれを求めておらず、むしろ「消費税を増税せよ」という大きな政府路線であることも、この自社での改革がいかに自分の頭で考えていなかったことがわかるというものであろう。

  6. 貧乏神の上に脳無しのイエスマンだった十倉。

  7. 国民負担率が上がれば、経済成長にとって負の影響 経団連は、企業を代表する組織である。企業に課税する法人税を上げられたくないから、同じ上げるなら消費税をあげよという理屈を、十倉氏だけでなく、歴代の経団連会長が繰り出している。本当なのだろうか。国民負担率が上がれば、経済成長にとって負の影響を与えること、家計にも負の影響を与えることは、2000年に日銀がレポートを発表して以来、民間シンクタンクで、幾度となく示されてきたファクトである。今、財務省が発表している『国民負担率』では、国民負担に財政赤字を加えた潜在的な国民負担率として、「令和2年度(実績)62.8%」と公表されている。とうとう60%を突破し、江戸時代における重税の象徴たる「五公五民」を超え、「六公四民」時代が到来しているのだ。国民負担率が増えると、経済成長と家計にマイナスになることは明らかになっている。永濱利廣「潜在成長率を押し下げる国民負担率上昇 ~国民負担率+1%ポイント上昇で潜在成長率▲0.11%ポイント押し下げ~」2023年5月29日によれば、「2010年以降の国民負担率の上昇幅をG7諸国で比較すると、日本が断トツで上昇していることがわかる」「国民負担率(税・社会保障負担の国民所得に対する割合)の上昇により可処分所得が減少すれば、消費支出が削減されるほか、貯蓄の減少ももたらすことになる。国全体としての貯蓄率の低下は、中長期的に資本ストックの減少をもたらし、潜在成長率の低下につながる」という。

  8. 日本にとって無能で有害な経団連会長 十倉会長は、企業にさえこれ以上の課税がされなければ、消費税が増税されても問題はないと考えているのだろうか。まったくの根拠不明である。消費税でも法人税でも税金をあげれば、国民負担率が上昇することは明らかで、十倉会長が日本経済の成長のため、日本企業のために言わなくてはいけないことは、増税ではなく減税であり、そのための行財政改革でしかない。政府批判をしたくないという事情を抱えているのだとし知恵も、ムダ使いをやめさせるための知見を、民間企業の経営者として政府に働きかけていくべきだ。

  9. だから輸出還付金を廃止しなければならない:経団連という組織の深い闇と偽善…財政再建を口実に“消費増税”を主張する「詐欺」まがいを許してはいけない(藤井 聡) | 現代ビジネス | 講談社(3/5) (gendai.media)

  10. やることもやらず、莫大なムダ使いを続け、国民負担を増やすし続けて、国民から愛想を尽かされた岸田文雄首相について「なぜこれで支持率が上向かないのか私も不思議だ」「一つ一つの政策はいいことをしている」と意味不明な擁護をしたところで日本経済は上向くことはない。岸田首相と一緒に早期に退陣し、少なくとも経営能力があることは証明されているトヨタ自動車の豊田章男氏にさっさと席を明け渡すべきだろう。日本にとって無能で有害な経団連会長など、必要ない。

  11. 無能なイエスマンを排除したら次はこいつのアマゾン川放流だな:【女性版「増税メガネ」爆誕】加藤鮎子こども相「2026年から毎月500円払え」で集まる批判「更迭しろ!」 (msn.com)


by T. H.



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[1] Materials/Electronics

  1. Fermi Level (2018).

  2. Vacuum Polarization, and Polariton (2018).

  3. Current Status on ReRAM & FTJ (2023).

  4. Fermi Level 2 (2023).

  5. Vacuum Polarization, Polaron, and Polariton 2 (2023).

[2] Electrochemistry/Transportation/Stationary Energy Storage

  1. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries (2018).

  2. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell (2020).

  3. Progresses on Sulfide-Based All Solid-State Li-ion Batteries (2023).

  4. 国内電池関連学会動向 (2023).

  5. Electrochemical Impedance Analysis for Li-ion Batteries 2 (2023).

  6. Electrochemical Impedance Analysis for Fuel Cell 2 (2023).

[3] Power Generation/Consumption

  1. Electric-Power Generation, Power Consumption, and Thermal Control (2020).

  2. H2 & NH3 Combustion Technologies (2020).

[4] Life

  1. Home Appliances I (2021).

  2. Home Appliances II (2021).

  3. Home Appliances III (2023).

[5] Life Ver. 2

  1. Human Augmentation (2021).

  2. Vehicle Electrification & Renewable Energy Shift I-LXXXI (2022).

  3. Human Augmentation II (2023).

[6] 経済/民主主義

  1. 経済/民主主義 I-LIX (2023).

  2. 記事抜粋1-113 (2023).


Published Articles' List (2004-2005, 2008-2011, 2015)

  1. Toru HARA | Confidential | Doctor of Engineering | Research profile (researchgate.net)

  2. Toru Hara, Doctor of Engineering - Google Scholar

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